海外大学進学体験記1|University of California, Los Angeles 4年生 Iさん
Iさん
小2から中1までアメリカの現地校に通い、帰国後は攻玉社中学校に入り、その後、広尾学園高校のインターナショナルコースに進んだ。現在はUniversity of California, Los Angeles(UCLA、カリフォルニア大学ロサンゼルス校)でデザインと認知科学を二重専攻。
文系も理系もどちらも選ぶ“学びの自由”を発見
中学時代からデザインと美術が好きで、大学ではそれを学びたいと考えていたIさん。
「高校では英語科の先生と人生についてとめどなく話したり、僕が興味を持ちそうなテーマの本や芸術家、音楽を教えてもらったりしました。そうした時間のなかで、デザインと美術を学びたい気持ちがより膨らみました。日本であればアート系だと美大に進学するのが一般的ですが、僕は文系・理系に縛られず学びたくて、アメリカの大学への進学を考えました。志望校を固める時期には、グラフィックやプログラミングなどを組み合わせてつくる“メディアアート”への興味が強く、これを深く学べるUCLAのデザイン・メディアアート学部を目指すことに。出願には5つの課題作品(※1)の提出が必要で、数的にもアイデア的にも大変でした。無事入学してからはコンピューターサイエンスや言語学など、作品づくりに活かせる授業を中心に選択。2年目以降には就活を考えるなかで『理系学部を追加すれば学生ビザを3年延長できる』と知り、作品のテーマを深められる認知科学学部を追加して二重専攻にしました」(Iさん)。
そんなIさんの現在の目標は、自分の会社を立ち上げること。
「大学3年の夏からデザイナーとして働き始めたスタートアップが、9月にY Combinator(※2)に採択されました。2025年の秋学期は働きながらオンラインで授業を受けていました。忙しい日々でしたが、学びが多く、プロダクト全体を考える視点も育むことができました。現在はAI生成動画などを活用したコンテンツ制作ビジネスの立ち上げに挑戦しています。それとはまた別の話ですが、僕はハウスなどの電子音楽が大好きで、2年前からロサンゼルスでDJをしています。その延長で、いつか有名なDJ・音楽プロデューサーにもなりたいです」(Iさん)。
海外の大学までの道のり
※1…このときは、①好きな本のカバーデザイン、②自画像(映像作品として提出)、③「Refuse」という言葉に対するレスポンス作品、④自由課題(ストップモーション作品を提出)、⑤これまでに制作した複数の作品をまとめたポートフォリオ(作品集)。 ※2…世界で最も有名なスタートアップ育成機関のひとつ。








