【お知らせ】2025年5月『帰国便利帳』→『グローバル子女教育便利帳』に媒体名変更

「帰国便利帳」が新たに生まれ変わります

日頃より、帰国便利帳をご愛顧いただき誠にありがとうございます。

海外子女・帰国子女をお持ちの海外駐在員ご家族向けに、子育て・教育情報をお届けしている『帰国便利帳』は、2025年春夏号(2025年5月発行号)より、媒体名を『グローバル子女教育便利帳』に変更いたします。

『帰国便利帳』は1999年に創刊し、2025年に創刊25周年の節目を迎えました。見渡せば、グローバル化は25年の時を経て加速度を増し、それと同時に海外駐在員ご家族も増加。海外子女・帰国子女の教育情報を今まで以上に広範囲に、ダイレクトに伝えていく必要性が増しています。

そのため、今後は、帰国時だけでなく海外赴任初日から海外駐在員ご家族に寄り添う媒体であることをより一層周知させるため、ブランディングの強化を図るべく、媒体名を変更することにしました。

今後も変化し続ける教育環境に対応し、駐在員やそのご家族が直面するさまざまな課題に寄り添い、解決策を提供してまいります。また、教育機関や家庭向けにも親しみやすい情報源として、より多くの皆さまにご活用いただけるよう努力してまいります。

今後とも変わらぬご愛顧を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。  

【この件に関するお問い合わせ先】
ワイズパブリッシングジャパン株式会社 吉田、髙橋
電話番号:03-5148-0450
mail:kikoku@us-benricho.com

先生は自らの給食費を負担すべきか?(後編)

昨日「隠れ教育費」研究室が意見投票・投稿サイト「Surfvote」で投げかけた「教職員は自らの給食費を負担すべきか?」に対する投票結果をチェック。「教職員には給食費を負担させるべきではない」が51.5%、「給食指導をする教員や検食をする校長には給食費を負担させるべきではない」が21.2%と、多くの人が先生に給食費を負担させるべきではないと考えていることが明らかになった。

本日は、逆に「給食費を負担すべき」だと考えている人の意見を見てみよう。

給食費は徴収するが、代わりに給食時間中の業務手当を確保しては?

「教職員は給食費を負担すべき」に投票した人は18.2%。そのコメントは下記の通り。

【負担すべき】第一に、食べ物としての給食は受益者負担が相応しく、教職員の自費が妥当だ。第二に、指導の一環としての給食(の時間)には、責任ある職務が期待されるべきで、別途報酬が必要だ。給食費は徴収させてもらうが、代わりに給食時間中の業務手当を確保する。

【負担すべき】指導とはいえ、給食を昼食として食べている。別で昼食食べているのに給食も指導のために食わせられているなら負担不要論もわかるが、これは食事。食事しながら勤務時間中ということで指導しているだけ。

生徒が給食無償化なら先生も無償、有償なら先生も有償

「わからない・その他」に投票した人は10%。そのコメントは下記の通り。

【わからない】給食無償化が実施されている中で教職員だけが費用を払うのもおかしいので、生徒の給食無償化の中で教職員の費用も福利厚生費として予算化し無償化していけばいいと思います。一方で、給食無償化が実現していない中で教職員のみ給食費無償化というのもおかしいので、その場合は生徒と同様に費用負担すべきだと思います。

教職員の給食費の負担を議論すべき

この問題を提起した「隠れ教育費」研究室の栁澤靖明・福嶋尚子両氏は投票結果に対し、次のようにコメントする。

「 結果的には、条件付にしろそうでないにしろ、『教職員には負担させるべきではない』という方が7割を超える結果となりました。

教職員当事者の調査結果では、『自身の給食費は“自腹”をすべきだ』が約7割を占めています。 当事者は払うのが当たり前と思っていますが、学校関係者以外の方も含む今回の調査では真逆の結果となったのはとても興味深いです。 現在、国で議論されている給食費無償化政策も、教職員の給食費は議論の対象とはされていません。

まずは、子どもたちの給食費が無償になる中、教職員の給食費の負担はどうあるべきなのかが議論されるべきだと思っています」

(取材・文/大友康子)

先生は自らの給食費を負担すべきか?(前編)

先生の給食費問題を提起

私立は学校によって異なるかもしれないが、給食のある公立の学校では、先生方も給食費を支払って給食を食べている。子どもの分の給食が無償になっている自治体でも、教職員分は無償になっていない。

しかし、児童に対し給食指導を行う先生にとって、給食は休憩時間ではなく、いわば職務の一環だ。であれば、先生個人の給食費の負担はなくすべきではないのだろうか?――そんな疑問に答えてくれる調査結果がこのほど発表された。今日と明日とで見てみよう。

【投票概要】

投票サイト Surfvote(SNSとテクノロジーで社会課題の発見・解決をサポートするPolimill株式会社が運営)
投票募集内容 「教職員は自らの給食費を負担すべきか?」
投票期間 2024年12月10日~2025年2月10日
投稿数 33
問題提供者 隠れ教育費研究室

「負担させるべきではない」が51.5%

教職員は自らの給食費を負担すべきか?――投票を募った結果、「教職員には給食費を負担させるべきではない」が51.5%だった、さらに細かく聞いていくと、「給食指導をする教員や検食をする校長には給食費を負担させるべきではない」が21.2%。特に、給食の時間が仕事時間に当たる先生は給食費の負担は不要ではないか、と思う人が7割強だった。

理由は休憩時間を削って給食指導をしているから

「給食費を負担させるべきではない」と考える人の意見は下記の通り。

【負担すべきでない】結局のところ給食指導する教職員は休憩時間を削って生徒指導という業務をしているのだから給食費を負担することはあらゆる点からみて不合理ではないか。しっかり休憩して職員室でゆっくり給食を食べるというならばいざ知らずそうでないならば給食指導する教職員には給食費を負担させるべきではない。

【負担すべきでない】選ぶ権利があるなら負担させてもいいと思うが、担任に給食を食べないという選択肢はあるのだろうか。修学旅行と同様で、当該学年になれば行かないという選択肢はない。この立場の人間に負担を求めるのは暴論、真っ黒なブラックである。

【負担すべきでない】例えば制服を着用することが義務づけられている業種においては、制服は貸与されるものだと思います。給食もそれと同様で、給食指導にあたる教職員にとっては喫食が義務づけられている=給食費を負担させるべきではないと考えます。

【負担すべきでない】給食費、無償でいいでしょ。昼休み、ちゃんと児童・生徒への対応から解放されて、ゆっくりごはん食べられてるっていうなら負担すべきと思いますが。何度も現場を見たことがありますが本当に大変ですよ。低学年はとくに。ちっちゃい子の一人でも育ててればわかりますよね? 食事どきがどんなに大変か。あれが30人かそこらいることを想像してみてくださいよ。やれこぼしただの、スプーンを落としただの、飽きて立ち歩くだの、隣の子にちょっかいかけるだの! こんなん担任一人じゃ回りませんから、補助の先生とかボランティアとか入ることもありました。昨今アレルギー対応も増えてますから、そこの注意も怠るわけにはいきません。給食業務の負担を考えれば、無償が理想だと思います。

参考:授業中に失神、給食食べつつ添削! 教員の過酷さ保護者も痛感(前編)
   

弊サイトの上記記事内で、給食時間に宿題の丸付けしたり、連絡帳のチェックをしたりするほどの先生方の忙しさを紹介した。それほど忙しくしている先生方の苦労を思うと、当然と思われる【負担すべきではない】派のコメントの数々だ。

しかしながら、それでも【費用を負担すべきだ】という声も少数ながら上がっている。明日はそのあたりを見てみよう。

ペット(犬&猫)の帰国

大切な家族の一員であるペットの帰国について、特に多い犬と猫のケースをご紹介します。その他の動物は別の手続き方法になります。

海外からの帰国スケジュール

表1|犬を輸入できる空海港(それ以外は不可)

空港 新千歳空港、成田国際空港、東京国際空港(羽田)、中部国際空港、関西国際空港、北九州空港、福岡空港、鹿児島空港、那覇空港
海港 苫小牧港、京浜港、名古屋港、阪神港、関門校、博多港、鹿児島港、那覇港

※猫や、身体障害者が同伴する身体障害者補助犬(身体障害者補助犬法第2条第1項に規定される盲導犬、介助犬及び聴導犬)で、上述以外の空海港に到着を予定している場合は、事前に動物検疫所に要問合せ。

STEP1|指定地域か外かを確認する

輸送元が指定地域か、指定地域外かを確認する。指定地域外[表2]から輸送する場合の手順は次の通り。

指定地域表2からの輸送には、STEP3~5は必要ない。ただし、指定地域からの輸送と認められるためには、 次の❶〜❸のいずれかに該当する必要が ある。

❶出生以来、指定地域のみで飼養されていること。
❷日本へ輸出される直前の180日間以上、指定地域のみで飼養されていること。
❸日本から輸出されて以来、指定地域のみで飼養されていること。

また、輸出国(指定地域)から日本まで、直行便で輸送しよう。直行便を利用せず、定地域以外の国・地域を経由して日本に到着する場合は、次のいずれかが必要となる。

❶輸出国において輸送ケージに封印(シール)をする。
❷輸送に関する追加証明書(ANNEX)を経由地の動物検疫機関や税関または航空(船舶)会社や機(船)長から取得。

表2|指定地域と指定外地域

指定地域
(6地域のみ)
アイスランド、オーストラリア、ニュージーランド、フィジー諸島、ハワイ、グアム
指定外地域 上記を除くすべての国・地域

STEP2|マイクロチップを埋め込む

国際標準規格(ISO)11784または11785に適合するマイクロチップを、動物病院で埋め込む(2024年4月時点で、上6桁が「900202」のマイクロチップについては有効性を確認中のため、認められていないので注意)。

マイクロチップ番号がマイクロチップリーダーで確実に読み取れることを確認。読み取れない場合は、読み取り可能なマイクロチップリーダーを準備する。

STEP3|狂犬病の予防注射を打つ(2回以上)

狂犬病予防注射を2回以上接種する。

実施時期

1回目|生後91日齢以降(生まれた日を0日目とする)。マイクロチップの埋め込み後(同日可)

2回目|1回目の狂犬病予防注射から30日以上(接種日を0日目とする)の間隔をあける。1回目の狂犬病予防注射の有効免疫期間内

有効な予防液の種類

不活化ワクチン(inactivated / killed virus vaccine)または組換え型ワクチン(recombinant / modified vaccine)。生ワクチン(live vaccine)は認められていない。

STEP4|狂犬病の抗体検査を受ける

2回目の狂犬病予防注射の後(同日可)に採血を行い(狂犬病予防注射の有効免疫期間内)、日本の農林水産大臣が指定する検査施設(下記QRコード)に血液(血清)を送り、狂犬病に対する抗体価を測定する(検査の手続については、各指定検査施設によって異なる)。

狂犬病に対する抗体価(免疫抗体の量)が0.5IU/ml 以上であることを確認 する。

STEP5|日本到着前に180日以上待機

狂犬病抗体検査の採血日を0日目として、日本到着まで180日間以上待機する。日本への到着は、「狂犬病予防注射の有効免疫期間」で「狂犬病抗体検査の有効期間(採血日から2年間)」内にする必要がある。

日本到着まで180日以上待機できないケースは下記の表4参照。

表4|日本到着まで180日以上待機できないケース

●180日以上待機せずに日本に到着した場合
採血日から180日以上待機せずに日本に到着した場合、不足する日数の間、動物検疫所で係留検査を受けることになる。
●日本到着より前に予防注射の有効免疫期間が切れる場合
有効免疫期間内に狂犬病抗体検査を追加で接種する。
●狂犬病抗体検査の有効期間内に日本に到着できない場合
2回目の狂犬病抗体検査を実施し、その有効期間内に日本に到着する。この際、次の3項目全てを満たす場合は、改めて輸出前待機をする必要はない。
❶1回目の狂犬病予防注射から日本に到着するまでの間、狂犬病予防注射の有効免疫期間が1日も途切れることなく、継続的に追加接種されていること
❷2回目の狂犬病抗体検査の採血日が、1回目の狂犬病抗体検査の採血日を0日目として、180日間以上経過していること
❸全ての狂犬病抗体検査は指定 検査施設で行われ、抗体価が0.5IU/ml以上。

STEP6|日本到着40日前までに届け出

日本に到着する日の 40 日前までに、到着予定の空海港を管轄する動物検疫所 表3に事前に届け出る。届け出は、動 物検疫所のHPから入手した「輸入の届出書」を郵送、FAX、電子メール 添付で提出するか、NACCS (Nippon Automated Cargo and Port Consolidated System =輸出入・港湾 関連情報処理システム)を利用してインターネットで行うことができる。

表3-1|犬・猫の輸入届出書の受付、輸出検査の申請

所名 空海港 TEL メール
犬・猫輸出入手続窓口 成田国際空港 03-5708-7261 aqs.nrtr1@maff.go.jp(第1ターミナル利用)
aqs.nrtr2@maff.go.jp(第2ターミナル利用)
aqs.nrtcargo@maff.go.jp (貨物利用)
東京国際空港(羽田空港) aqs.hnd@maff.go.jp
関西国際空港 aqs.kixk1@maff.go.jp

犬・猫の輸入届出受理書の受領後の手続き、輸出検査の予約

所名 空海港 TEL メール
成田支所旅具検疫第1課(第1ターミナルビル内) 成田国際空港 0476-32-6510 aqs.nrtr1@maff.go.jp
成田支所旅具検疫第2課(第2ターミナルビル内) 0476-34-2342 aqs.nrtr2@maff.go.jp
成田支所貨物検査課 0476-32-6655 aqs.nrtr2@maff.go.jp
羽田空港支所 東京国際空港(羽田空港) 03-5757-9752 aqs.hnd@maff.go.jp
関西空港支所 関西国際空港 072-455-1956 aqs.kixk1@maff.go.jp
関西空港支所(貨物事務所) 072-455-1958 aqs.kixcargo@maff.go.jp

※犬・猫以外のペットは問い合わせ・手続き先として。

STEP7|輸出検査を出国直前に受ける

出国直前(出国前10 日以内)に、民間の 獣医師または輸出国政府機関の獣医官による、左記の輸出前検査(臨床検査)を受ける。

輸出前検査(臨床検査)の内容

狂犬病およびレプトスピラ症(猫は狂犬病のみ)にかかっていない、または、かかっている疑いがないこと。

STEP8|輸出国発行の証明書を取得

輸出国政府機関(日本の動物検疫所に相当する機関)が発行する証明書を取得する。証明書に記載する必要がある事項は表5を参照。

記載者(民間獣医師か輸出国政府機関の獣医師か)や証明書の発行方法(デジタルデータで作成されるケースも)は輸出国で異なるので確認が必要。取得した証明書に不備がある場合、最長180日間の係留検査または輸入ができないこととなってしまう。そのため、証明書の不備を防ぐため、事前に、証明書の内容確認を動物検疫所に依頼しておくと安心だ。また輸入検疫証明書は再交付されない。輸入した犬・猫を再び海外へ輸出する予定・可能性のある場合は、輸出する際に輸入検疫証明書が必要となるため、保管しておこう。

表5|証明書の記載内容

指定地域からの輸入の場合
  1. 犬・猫の個体情報(生年月日または年齢を含む)
  2. マイクロチップの番号、埋め込み年月日
  3. 在住に関する規定について
  4. 輸出国で輸出前過去2年間狂犬病の発生がなかったこと
  5. 輸出前検査(臨床検査)の結果、検査年月日
  6. 輸送ケージの封印(シール)番号
指定地域外からの輸入の場合
  1. 犬・猫の個体情報(生年月日または年齢を含む)
  2. マイクロチップの番号、埋め込み年月日
  3. 狂犬病予防注射の接種年月日、有効免疫期間、予防液の種類、製品名、製造会社名
  4. 輸出国で輸出前過去2年間狂犬病の発生がなかったこと
  5. 狂犬病抗体検査の採血年月日、抗体価、指定検査施設名
  6. 輸出前検査(臨床検査)の結果、検査年月日

STEP9|日本到着後輸入検査を受ける

到着空海港の動物検疫所で輸入検査を受ける。携帯品(受託手荷物)輸送の場合は、税関の検査を受ける前に、犬・猫を連れて、手荷物受取場内の動物検疫所カウンターへ。貨物輸送の場合は、貨物地区で必要書類を受け取った後、動物検疫所の事務所へ行く。

輸入検査に必要な書類

  • 輸出国政府が発行する証明書(原本)
  • 狂犬病抗体検査の結果通知著
  • 輸入検査審査申請書(NACCS =動物検疫関連業務を利用する場合は出力不要)
  • 貨物輸送は、航空運送状(Air Way Bill)または船荷証券(Bill of Lading)の写し
  • 委任状(通関代理店を除き、代理人が手続をする場合は必要)
  • その他、動物検疫所が要求する書類

輸入検査で問題がない場合

輸入検疫証明書が交付され、輸入が認められる。犬の場合は、動物検疫所が交付した「犬の輸入検疫証明書」を飼養場所の市区町村窓口へ持参し、登録手続きを行う。

輸入条件を満たさない・書類不備の場合

到着空海港にある動物検疫所の係留施設で係留検査を受ける。係留検査中の飼養管理は、全て輸入者の責任と負担で行う。

3歳から中学生のプログラミングコンテスト、2,000作品超からグランプリ決定(後編)

豊かな発想力とプログラミング技術に感嘆

(前編)からの続き。
株式会社NTTドコモが主催するプログラミングコンテスト「第2回ドコモ未来ラボ」(以下、「ドコモ未来ラボ」)の最終審査会が3月22日(土)に開催された。3歳から中学生までの応募総数2,056 作品の中から事前審査を通過した16名が参加した。トップ写真は、グランプリを受賞した<未就学児童の部>の高鷹迅さん。

(後編)では<小学校4~6年生の部>と<中学生の部>の8名と、最終審査を終えた審査員の講評を紹介。また、本コンテストの意図などを主催者に聞いた。

<小学校4~6年生の部>

◆最優秀賞
根岸暖(ねぎし・だん)さん
作品名:「旅するフローティングハウス」

「海の上で自給自足できるフローティングハウスとワールドをRobloxで作成しました」という根岸さんは、昨年も最終審査会に出場しており、審査員の寛司久人氏(ひろし・ひさと:株式会社NTTドコモ ブランドコミュニケーション部長)は、「着実に進んでいる感じがして嬉しく思います」とチャレンジの継続と進歩を喜んだ。

◆発想力賞
お名前:森然(もり・ぜん)さん
作品名:「Learning to Hacking」

「サイバーセキュリティの基礎を誰でも気軽に学べるアプリ」をつくった森さんは、「ネットは悪意のある人が情報を盗んだり改ざんしていることを知り、サイバーセキュリティについて興味を持った」と述べた。

◆表現力賞
河地智陽(かわじ・ともはる)さん
作品名:「家族を超魅了!IoT調味料残量チェッカー」

「ソースや醤油などの調味料を置くためのBoxです。ただし、ただのBoxではありません。 作成した調味料残量チェッカーに調味料をセットすると、内部で調味料の残量(重量)をリアルタイムに計測し、調味料の残量が少なくなった状態が 12 時間連続で続いた場合、お母さんの携帯電話にメールを送信してくれます。これによって外出先からも自宅にある調味料の残量を把握でき、買い物時の買い忘れを防ぐことができます」

◆未来力賞
佐藤優成(さとう・ゆうせい)さん
作品名:「おにぎりファクトリー」

「鍋の中にお米を入れてタンクの中に水を入れると、自動でご飯を炊くことができます。ご飯が炊けたら、蓋を取ると、自動でふりかけをかけ、おにぎりを作ります」。お母さんに負担をかけずに自分で朝ごはんを用意したい、という動機から生まれたマシーンとのこと。

<中学生の部>

◆最優秀賞
若狭裕人(わかさ・ひろと)さん
作品名:「アルファベット列で作曲するアプリ」

「アルファベット列を音列に変換して、音として出力するアプリ。入力欄に入力されたアルファベット列を規則的に音列に変換します。また、アプリの使用者は音色や調などを選択することによって、作曲を楽しむことができます。音色や調を選択する際に音楽的な難しい用語が出てくるが、それらの用語を表示することもできます」

◆発想力賞
石澤滉基(いしざわ・こうき)さん
作品名:「ピンチを救え!!災害緊急お助けロボ」

「主に災害時、緊急時に使用する装置です。家の玄関に設置して使用します。 機能としては、遠隔で緊急事態であることを示したり(ラズパイ 3)、メッセージの録音(マイクロビット)、来客通知(ラズパイ4)、鍵忘れ通知機能(MESH)などがあります」

◆表現力賞
渡邊幸成(わたなべ・こうせい)さん
作品名:「戦って勝ち取ったカルピス(R)は世界一うまい」

「ボタンを押すとカルピスが注がれ、カルピスをかけて、足踏みで対決する二人用対戦型カルピスマシーン」。なお、小学生の頃からカルピスマシーンを作り続けていて、これが4代目にして初の対戦型だという。

◆未来力賞
柏春花(かしわ・はるか)さん
作品名:「空飛ぶ自動車とAI自動運転の未来」

「“空飛ぶ自動車”と“AI による自動運転”が普及した未来の交通システムを想像しました。地上と空中、それぞれの移動時間を比較し、空飛ぶ自動車によって移動時間がどれほど短縮されるのかをシミュレーションしました。さらに、地上で渋滞が発生する様子をシミュレーションし、空中では AI が自動車を制御することで渋滞が起こらない仕組みも再現しました。この作品を通して、未来の交通システムについて一緒に考えるきっかけになれば嬉しいです」

AI時代は「思いつき」が求められる時代

実際にプレゼンテーションを見たが、それぞれが身近な問題や好きなことに着想を得て、試行錯誤しながらオリジナルの作品を生み出していることが伝わってきた。すぐに役立ちそうな作品、ユニークな作品、夢のある作品など、子どもたちの豊かな発想力とプログラミングの技術に驚くばかりだ。

講評では、審査員の原田康徳氏が、AI時代を生きるうえで何が大切かを問う場面も。「これからAI の時代が来ますが、コンピューターが得意である必要はありません。求められているのは、『こういうことがやりたい』と思いつくことなのです。そういう思いのある人が、AIと一緒に色んなことをやっていけるだろうと思います。今日の皆さんはそういうことを思いついているし、やりたいと思ってるから、それをやめないでずっと続けていってもらえたら、みんなが大人になった頃に素晴らしい世の中になるんだなと、私ももうちょっと長生きしたいなと思いました」と、子どもたちにメッセージを伝えた。

子どもたちの未来を思い描く力を応援

本コンテストの企画・運営を担当している株式会社NTTドコモ ブランドコミュニケーション部の山崎由嗣(やまざき・よしつぐ)氏は、「弊社では2002年から子どもを対象とする創作絵画コンクールを開催していますが、裾野を広げるために、近年の教育現場で重視されているプログラミングのコンテストを始めることにいたしました。絵画もプログラミングも、子どもたちが未来を思い描く力を応援したい、という思いで実施しています。ですから、プログラミングの場合も、技術の優劣ではなく、アイディアが素晴らしければ受賞に値すると考えています」と話す。

そういった趣旨から、「ドコモ未来ラボ」のサイトでは、プログラミングの「始め方」を教えるページを用意するなど、プログラミング未経験者や初心者に向けたコンテンツづくりに力を入れているという。

「子どもたちのアイディアは十人十色で、大人が思いつかないような自由な発想に驚かされることも多いものです。プログラミングに興味をお持ちの親御さんは、ぜひドコモ未来ラボのサイトを見て学んでいただけると嬉しいです」と山崎氏は話す。

なお、次回(第3回)のコンテストも実施予定だ(現時点で詳細は未定。※応募は日本国内に在住の人に限る)。

(取材・文/中山恵子)

3歳から中学生のプログラミングコンテスト、2,000作品超からグランプリ決定(前編)

最終審査会に16名が進出

日本全国の3歳から中学生までを対象にしたプログラミングコンテスト「第2回ドコモ未来ラボ」(以下、「ドコモ未来ラボ」/主催:株式会社 NTT ドコモ)の最終審査会が3月22日(土)に行われた。第2回の開催となる今回は、「未来の新発明」をテーマとしたプログラミング作品を募集。第1回の約2倍となる2,056 作品の応募が寄せられたなか、<未就学児童の部>の高鷹迅さんの作品「みらいのまほうどうぶつえん」がグランプリに選ばれた。

本コンテストの審査基準は、固定概念にとらわれない発想力、プログラミングを通した表現力、未来への期待が感じられる未来力の3点。この日は事前審査を通過した16名が最終審査会に臨み、ステージ上でプレゼンテーションを行った。大勢の前で実演したり、審査員の質問に答えたりと、緊張するような状況のなかでも堂々とした発表を行った子どもたちに、あたたかい拍手が送られた。

「楽しいと思った」グランプリ受賞の高鷹迅さん

最終審査会に参加した16名と作品名、受賞結果は以下のとおり。

◆グランプリ
高鷹迅(こうたか・じん)さん
作品名:「みらいのまほうどうぶつえん」

※<未就学児童の部>の最優秀賞作品

「どうぶつの名前を呼ぶと、ぼくが描いたどうぶつの絵があらわれます。そして、ひとのうごきにあわせて、いっしょにうごきます。声とうごきでそうさできるので、小さな子でも、どうぶつになりきって楽しむことができます」という高鷹さんは、ライオンやサル、ブタの真似をして体を動かしながら、プレゼンテーションを行った。

審査員の石戸奈々子氏(いしど・ななこ:慶應義塾大学教授/CANVAS理事長)が「どうして自分の動きに合わせてつくろうと思ったのですか?」と尋ねると、「楽しいと思ったから」と笑顔で回答。同じく審査員の西村真里子氏(にしむら・まりこ:株式会社HEART CATCH代表取締役・プロデューサー/武蔵野美術大学 客員教授)は、「自分よりも小さな子どもにも使ってほしい、というのが特に素晴らしいと思いました」と評した。

<未就学児童の部>

◆発想力賞
中井恵那(なかい・えな)さん
作品名:「ふしぎななべ」

「”ふしぎななべ”というはつめいひんをプログラムしました。 ざいりょうを2こいれてまぜると、いろいろなりょうりをつくってくれます。みらいのなべなので、ざいりょうからはそうぞうもできないようなりょうりをつくってくれます。いれたざいりょうによって、なべのロボットのひょうじょうもかわります」

◆表現力賞
荒木孝介(あらき・こうすけ)さん
作品名:「速く走れてどこにでも行ける靴」

「ぼくのつくった作品ははやくはしれてどこにでもいけるくつです。はしるのがすきだけど疲れてしまうため作りました。好きな青い靴をはくと宇宙までいけるという動きを表現しました」

◆未来力賞
下里響生(しもざと・ひびき)さん
作品名:「おかたづけキャッチャー」

「クレーンゲームみたいなアームがくるまについたロボットです。アームでゴミをひろっておかたづけしてくれます」。おかたづけが苦手だという下里さんに、審査員の原田康徳氏(はらだ・やすのり:プログラミング言語 ビスケット開発者/コンピュータのはかせ)は「僕たち研究者は苦手なことをきっかけに研究することが多いんです」とエールを送った。

<小学校1~3年生の部>

◆最優秀賞
池田裕樹(いけだ・ひろき)さん
作品名:「花火で花をいっぱい咲かせよう」

「テレビでせんそうがおこっているのを知り、悲しい気持ちになり、少しでもみんなが嬉しい気持ち、 やさしい気持ちに変わったら良いなと思って作りました。 ボタンを押すと花火が上がり、花火は雨になって水の無いあれた土地にふって、きれいな花をいっぱい さかせます」

◆発想力賞
菅原快晴(すがわら・かいせい)さん
作品名:「マナーQuest ~楽しく食事マナーを学ぼう!~」

「食事マナーをゲーム感覚で楽しく学べるプログラミングです。正しい食事マナーを身につける機能、楽しく食事マナーを学べる機能と、大きく2つの機能で構成されています」

◆表現力賞
土田晃輔(つちだ・こうすけ)さん
作品名:「次世代型募金箱 仕分けジョーズ」

「コイン、新紙幣を判別・仕分けし、合計金額を計算する次世代型募金箱です」。サメが好きだという土田さんは、「能登半島の地震で被害を受けた人や生き物、サメを助けたくてつくりました」と話した。

◆未来力賞
山下瑳久(やました・さく)さん
作品名:「アイシャルディスタンス」

「アイシャルディスタンスは、目が悪くなるのをふせぐためのプログラムです。デジタルききを使ったり、読書をするときに目を守る3つのポイント(①画面から30cmいじょうはなす、②明るい場所で使う、③ていきてきに目を休める)を 守れるように助けてくれます。使い方がかんたんなので、子どもからお年よりまでだれでも使えます」

(後編)へ続く。

(取材・文/中山恵子)

【累計参加者数2万人を突破!】全70校参加のオンライン学校説明会開催決定!!<参加校1校追加!>

今年も「北米・アジア向け」68校、「欧州・アジア向け」20校参加が決定!

弊社主催のオンライン学校説明会は2020年より年に2回開催、有名私立小学校・中学校・高等学校・高等専門学校・大学・インターナショナルスクールなど幅広い教育機関が参加し、毎回多くの帰国生徒とそのご家族に大変ご好評いただいております。

視聴者の皆さまからのお声を受け、今年も『北米・アジア向け 第11回オンライン学校説明会』と『欧州・アジア向け 第3回オンライン学校説明会』を、それぞれの地域に合わせた時間帯で開催いたします。
「北米・アジア向け」では、68校の先生方によるリアルタイムでのご登壇が予定されており、「欧州・アジア向け」でも20校の先生方がリアルタイムでご登壇くださいます。
小中高・大学、インターナショナルスクールまで、全70校が参加し、1か月にわたりオンラインで学校説明会を実施いたします。

【オンライン学校説明会の特徴】

毎日1~3校の先生方をお招きし、学校の特色や入試情報をご案内!

質疑応答コーナーもあり、その場で疑問を解消できます◎

・ZOOMでの開催なので顔出し不要、リラックスした環境で参加可能!

お子さまの学校選びの参考にぜひご活用ください。皆様のご参加を心よりお待ちしています!

目次

【北米・アジア向け】第11回 オンライン学校説明会

説明会日時:
北米 東部時間:5/19(月)~6/19(木) 日本時間:5/20(火)~6/20(金)

▼全体スケジュール(北米 東部時間表記) 

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▼全体スケジュール(日本時間表記) 

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▼参加68校のスケジュール (学校種別/開催日時順)※北米 東部時間

大学

  • “New” ZEN大学【共学校・東京・オンライン】
    5/20(火)第2部 21:30~(※日本時間 5/21(水)第2部 10:30~)

中・高 西日本エリア

高等専門学校

  • 国際高等専門学校【共学校・石川】(寮完備)
    5/26(月)第2部 21:30~(※日本時間 5/27(火)第2部 10:30~)

小・中・高 東日本エリア

  • 順天中学高等学校【共学校・東京】
    5/26(月)第1部 20:00~(※日本時間 5/27(火)第1部 9:00~)
  • 大妻中学高等学校【女子校・東京】
    6/5(木)第2部 21:30~(※日本時間 6/6(金)第2部 10:30~)

インターナショナルスクール

  • KIUアカデミー【共学校・京都】
    5/23(金)第2部 21:30~(※日本時間5/24(土)第2部 10:30~)
  • CGK International School【共学校・神奈川】
    6/10(火)第2部 21:30~(※日本時間 6/11(水)第2部 10:30~)

私立在外教育施設

【欧州・アジア向け】第3回 オンライン学校説明会

説明会日時:中央ヨーロッパ時間 6/1(日)~6/14(土)

▼全体スケジュール(中央ヨーロッパ時間表記) 

↓クリックして拡大↓

▼全体スケジュール(日本時間表記) 

↓クリックして拡大↓

▼参加20校のスケジュール (学校種別/開催日時順)

大学

中・高 西日本エリア

高等専門学校

  • 国際高等専門学校【共学校・石川】(寮完備)
    6/10(火)第1部 10:00~(※日本時間 6/10(火)第1部 17:00~)

小・中・高 東日本エリア

私立在外教育施設

クロネコヤマトの米国ヤマト運輸からのお知らせ!!

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

「オンライン学校説明会」にご参加の北米在住者の皆様へのお知らせ

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

日本向け海外引越サービス

  • 北米各地の自社ネットワーク
  • 新入学のご予定に合わせ、最適なコーディネートをいたします
  • 日本語でお問い合わせ、お申し込み、ご相談を承ります
  • オンラインでのお見積もり、事前打ち合わせが可能です
  • ご準備で必要な梱包材は事前にお渡しいたします
  • お引越当日は海外引越エキスパート社員が思い出ごとお運びします

特典

ご家族で本帰国の際はお手荷物も多くとっても大変ですよね。
「オンライン学校説明会」にご参加の北米在住者の皆様に、日本到着の際に便利な空港宅配利用クーポン券をプレゼントいたします。
*説明会参加登録時「米国ヤマト運輸の海外引越サービスを検討したい」にチェックを入れていただき、別途、海外引越サービス(らくらくパック)をお申し込み頂いた際に担当支店にお申し出下さい。
*成田、羽田、セントレア、関西空港到着時にターミナル内カウンターにてご利用いただけるクーポン券をご帰国される家族数、差し上げます。

米国ヤマト運輸
営業開発部 海外生活支援事業
キャンペーン事務局
お問い合わせはこちらまで。
Mail:yamatomoving@yamatoamerica.com
HP:https://www.yamatoamerica.com/cs/international-moving/

ご不明点などがございましたら、Y’sオンライン事務局までご連絡ください。


連絡先
ワイズパブリッシングジャパン株式会社 Y’sオンライン事務局
kikoku@us-benricho.com

2025年度版 厳選2校!帰国子女におすすめのサマースクール特集

The English version is here.

長期休暇に一時帰国されるお子さまにとって、学びの幅を広げるだけでなく、将来の学校選びのきっかけにもなるサマースクール。国内のインターナショナルスクールが実施するこのプログラムでは、グローバルな視点を養いながら楽しく学べるアクティビティが満載です。英語でのコミュニケーション能力をさらに高めたり、異文化理解を深める機会を提供しているので、お子さまにとって、特別な体験になること間違いなし!

今年も、帰国便利帳が厳選したインターナショナルスクール2校をご紹介。

気になるスクールがあれば、ぜひ早めに問い合わせをしてみてください!

人気のプログラムは、詳細情報が発表された途端に満席になることも多いため、早めのチェックをおすすめします。

おすすめのインターナショナルスクール一覧

おすすめのインターナショナルスクール①

アオバジャパン・インターナショナルスクール (東京都)

グローバルな教育環境で探究的な学び体験ができるチャンス!

アオバのグローバル教育を実体験できるサマ-スクール!幼児(4歳) 〜 高校生までを対象に、生徒主体の探究と体験を重視した教育プログラムを通じて、英語でアート(絵画、工作、陶芸等)、スポーツ(プール含む)、科学、算数、音楽(楽器演奏)などを学びます。特定日には保護者見学も可能!特別企画として、スタンフォード大学やマサチューセッツ工科大学の卒業生達による人工知能(AI)による課題作成セッションも小学6年生以上を対象に開催!放課後プログラムの球技スポーツ、英語強化レッスン、楽器レッスンも充実。

詳細
期間 2025/6/16(月)-8/8(金)
対象学年 ・レギュラープログラム:幼児(4歳)~高校1年生まで
・Stanford/MIT/Ivy League 特別企画:小学6年生~高校3年生まで
・放課後プログラム:小学1年生~高校1年生まで
時間 ・レギュラープログラム:8:45〜14:50
・Stanford/MIT/Ivy League 特別企画:9:00〜16:00
・放課後プログラム: 15:00~16:40
開催場所 アオバジャパン・インターナショナルスクール光が丘キャンパス
費用

◆レギュラープログラム (6/16(月)~8/8(金))
セッション費/1セッション(5日間) ¥120,000

◆Stanford/MIT 特別企画 ※6年生以上 (7/21(月)~8/1(金))
セッション費/1セッション(10日間) ¥300,000

◆放課後プログラム
セッション費/1セッション(5日間) ¥25,000

・ランチ: ¥ 7,500/5日間
・スクールバス (往復利用のみ): ¥ 20,000/5日間
・光が丘駅シャトルバス:¥ 2,500/5日間
・初回登録費:¥11,000 (アオバのプログラムに初めて参加する方のみ)

申込期日 2025/3/26(水)-5/31(土)

(学校への問い合わせ)

アオバジャパン・インターナショナルスクール
〒179-0072 東京都練馬区光が丘7-5-1
TEL:03-4578-8832 E-Mail:extension.programs@aobajapan.jp


おすすめのインターナショナルスクール②

東京YMCAインターナショナルスクール (東京都)

楽しいことや学び、新しい経験がいっぱいの夏に向けて準備しよう!

TYIS Seasonal Schoolでは、インタラクティブなSTEMプロジェクトや充実した第二ヶ国語レッスン、水泳クラスを通じて、お子さまの学びを深める楽しいアクティビティを提供します。また、SDGsに焦点を当てた「Impact Makers for Change」プログラムでは、実践的な活動を通じてリーダーシップやチームワーク、問題解決能力を育み、責任感や協調力を養います。

詳細
期間 2025/6/30(月)~7/18(金)
対象学年 年長(K5)~小学6年生
時間 午前9時~午後3時 (※延長ケア:午後6時まで / 1日¥3,300)
開催場所 東京YMCAインターナショナルスクール校舎
費用 ¥63,250 / 5日間
申込期日 定員に達するまで

スクールサイトページはこちら

サマースクール詳細ページはこちら

(学校への問い合わせ)

東京YMCAインターナショナルスクールスクール
〒135-0016東京都江東区東陽2丁目2-20
TEL:03-3615-5632 お問い合わせフォームはコチラから


“Summer School for Returnee Children”

For children returning to Japan during long vacations, the Summer School is not only an opportunity to expand their learning but also a chance to explore future school options. This program, offered by international schools in Japan, is packed with activities that promote global perspectives while learning in a fun environment. It provides an excellent opportunity to further improve English communication skills and deepen cross-cultural understanding, ensuring a truly special experience for your child!

This year, we’re introducing a selection of international schools carefully chosen by the “Returnee Convenience Guide.” If you’re interested in a particular school, be sure to inquire early!

Popular programs often fill up quickly once detailed information is released, so we recommend checking early.

【Recommended International Schools】

【Recommended International Schools ①】

Aoba-Japan International School

A chance to experience inquiry-based learning in a global educational environment!

Aoba’s Summer School offers a hands-on experience of global education! Targeting children from 4 years old (preschool) to high school students, the program focuses on student-driven inquiry and experiential learning. Through the educational program, students will learn subjects such as art (painting, crafts, pottery, etc.), sports (including swimming), science, math, and music (instrumental performance) in English. On specific days, parents can also observe! As a special event, there will be a session on AI-based problem-solving led by graduates from Stanford University and the Massachusetts Institute of Technology (MIT) for students in grade 6 and above. Additionally, the after-school program offers enriching activities such as team sports, English enhancement lessons, and instrument lessons.

Details
Period June 16, 2025 (Mon) – August 8, 2025 (Fri)
Target Grades ・Regular Program: From Preschool (4 years old) to 1st Year of High School
・Stanford/MIT/Ivy League Special Program: From 6th Grade of Elementary School to 3rd Year of High School
・After-School Program: From 1st Grade of Elementary School to 1st Year of High School
Schedule ・Regular Program: 8:45 AM – 2:50 PM
・Stanford/MIT/Ivy League Special Program: 9:00 AM – 4:00 PM
・After-School Program: 3:00 PM – 4:40 PM
Location Aoba-Japan International School Hikarigaoka Campus
Fees

◆Regular Program (6/16 (Mon) ~ 8/8 (Fri))
Session Fee / 1 session (5 days) ¥120,000

◆Stanford/MIT Special Program for Grades 6 and above (7/21 (Mon) ~ 8/1 (Fri))
Session Fee / 1 session (10 days) ¥300,000

◆After-School Program
Session Fee / 1 session (5 days) ¥25,000

・Lunch: ¥7,500 for 5 days
・School Bus (Round-trip only): ¥20,000 for 5 days
・Hikarigaoka Station Shuttle Bus: ¥2,500 for 5 days
・Initial Registration Fee: ¥11,000 (For first-time participants in Aoba programs)

Application Deadline 2025/3/26 (Wed) – 5/31 (Sat)

School Website

Summer School Link

(Contact Information)

Aoba-Japan International School
7-5-1 Hikarigaoka, Nerima-ku, Tokyo 179-0072
TEL:03-4578-8832  E-Mail:extension.programs@aobajapan.jp


【Recommended International Schools ②】

Tokyo YMCA International School

Get ready for a summer filled with fun, learning, and new experiences!

TYIS Seasonal School offers engaging activities to enrich your child’s learning through interactive STEM projects, immersive language lessons and weekly swimming classes. Impact Makers for Change initiative focusing on the SDGs, fosters leadership, teamwork, and problem-solving through hands-on activities, promoting responsibility and collaboration.

詳細
Period June 30, 2025 (Mon) – July 18th, 2025 (Fri)
Target Grades K5 – G10
Schedule 9:00 AM – 3:00 PM (Extension Care: until 6:00 PM / ¥3,300 a day)
Location Tokyo YMCA International School Campus
Fees ¥63,250 / 5 days
Application Deadline Until capacity is reached.

School Website

Summer School Link

(Contact Information)

Tokyo YMCA International School
2-2-20 Toyo, Koto-ku, Tokyo 135-0016
TEL: 03-3615-5632 Contact form is here

ニッポンのママ事情|「SNS、ゲームの我が家のルール」編

デジタル化の進展で、スマホやタブレット、ゲーム機で遊ぶ機会が多い、現代の子どもたち。SNSやゲームのやりすぎ防止のためルールを設ける家庭は多いようですが、なかなかうまくいかないようで……。

SNS

  • 私の留守中は、息子(小3)には「iPadで通信教育のオンライン授業 を観るように&YouTube 禁止」と伝えているが、YouTube を見ているこ とが判明。なぜなら、iPadでネットを開くと、「おすすめ」として仮面 ライダーの情報が大量に現れ始めたから!(横浜市・Aさん)
  • 小4の娘は、スマホで友だちと頻繁にLINEをしている。「スマホはリビング以外では使わないように」と伝えているが、最近は防水の袋に入れてお風呂にも持ち込む始末。LINEの返事が遅いと友だちに冷たくされるのだとか。今では、私が丈夫な袋を用意してあげている……。(練馬区・Sさん)
  • タブレットでYouTube を見まくる、小5の娘。内容は料理やメイクな どで毒っけはないが、視聴が長いと目も頭もおかしくなりそうなので「 20 分経ったら消す」をルールにしている。が、私自身も興味が湧き、先日は 一緒に 30 分続けて見てしまった。いかんいかん!(中野区・Nさん)

GAME

  • 毎夜、学校の友だち数人とオンラインゲームをしている中1の息子。「ゲームは平日は1日1時間」と決めているので、時間オーバーの場合は叱りたいが、大声を出せない……。オンラインの場合、こっちの声が全員に筒抜けになるからだ。先日も怒鳴りたい気持ちを抑え、ゼスチャーで必死にやめるよう伝えた。(福岡市・Iさん)
  • 小6の息子には、「ゲームは40分まで」と伝えている。しかしあるとき、時間を過ぎてもやっている。「ゲーム中ママが話しかけてくる。5分はしゃべったから、その分をやっている」そうだ。……何も言い返せない私。(山口市・Tさん) 
  • 私立中入学を機に、21時から新しい仲間とオンラインゲームをしている息子(中1)。「宿題、夕食、お風呂を済ませてからならOK」と許可したところ、すべてを完璧に終わらせている。ダラダラしない、こんなにきっちりした息子を見るのは初めて!(世田谷区・Kさん)
  • 小2の息子は素直だ。「ゲームは15分まで」を守っていて、電源を入れた段階から(まだゲームは始まっていないのに)「ママ、15分計っていいよ〜」と言ってくるのだ。あまりにもかわいいので、タイマーはゲームが始まってから16分にこっそりセットしてあげている。(板橋区・Eさん)

文、編集/本誌編集部、田中亜希、イラスト/ool

【関連記事】ニッポンのママ事情

履正社中学校・高等学校|北米アジア向け オンライン学校説明会に参加決定!

学びをたのしむ人をつくる、履正社の国際教育

履正社中学校・高等学校(大阪府豊中市)は、卒業後の進路を海外大学、国内大学のどちらにも定められるよう、特色ある教育が行われています。2026年度入試では、新たに帰国生入試の導入を予定しています。「世界で通用する人を育てたい」というビジョンに基づき、「学びをたのしむ」ことを目的に、数々のプログラムを導入しています。

オンライン学校説明会詳細

日程 5月23日(金) 第3部 23:00~(※北米 東部時間)
【日本時間:5月24日(土) 第3部 12:00~】
説明内容
  • 本校について
  • 学びの特徴について
  • 帰国生入試・一般入試について

オンライン学校説明会の申し込みはコチラ

基本情報

履正社中学校・高等学校【共学校】

設立:1922年

住所:大阪府豊中市長興寺南4-3-19

電話:+81- 6-6864-0456

最寄り駅:大阪メトロ御堂筋線・北大阪急行「緑地公園」駅 西へバス9分または徒歩18分

生徒数:中学 332名 / 高校  1634名

1クラスの人数(約):中学 35名 / 高校 40名

編入期限:年度により異なりますので、事前にご相談ください。

公式サイト:コチラから

お問い合わせ:学校ホームページ内のお問い合わせより

教育・学習環境

認定:―

登校時間:8:30

土曜授業:あり

オールイングリッシュ授業:あり(放課後グローバルゼミ)

学校の魅力

「学術基盤センター」が教育活動を常に高度化する

世界にひらかれた視野を持ち主体的に学ぶ生徒を育成するために、探究的な学びのあり方をデザインし、生涯にわたる知的な基盤を形成する拠点として活動しています。本センターには、従来の教務組織とは別に、「多言語多文化教育部」「図書館情報教育部」「言語技術教育部」「探究教育部」を置き、各分野を専門的に研究しつつ、互いを関連させて教育効果を最大化します。。

日本で唯一の中高六年一貫の「言語技術教育」

履正社では、全ての学力の土台となり、子どもの将来を左右するものは「言葉を論理的に扱う力(言語技術)」であると捉え、日本で唯一、六年一貫の体系的な指導プログラムで、「読む」「聞く」「話す」「書く」「考える」言語技術を伸ばします。日本語を論理的に扱い、自身が学んだことを言葉で表現するスキルを高めることは、将来、大学の総合型選抜入試や海外大学入試への対応にもつながります。(高校からの外部入学クラスでも、一部のコースで導入されています)。

放課後のバリエーション

履正社では、個人の目標や進路に沿って、放課後の過ごし方をアレンジできます。オリジナルの専攻ゼミと部活動を組み合わせることで、教育プログラムを自分自身でカスタマイズできます。

国際感覚を身につける環境

「世界は外にあるものではなく、ここが世界だ」をスローガンに、本校にいながらにして国際感覚を身につける環境を整えるとともに、異なる文化の中に飛び込み、多様なものの見方を獲得する機会を提供します。

帰国生にとっての魅力

  • 世界標準の母語教育「言語技術教育」を受けることができる
  • 多文化交流プログラムで異文化を体験できる
  • 海外大学進学プログラムで、進路の選択肢が国内外で大きく拡がる