入寮してからのお子さんとのミスマッチを避けるために、寮見学で確認すべき点をまとめました。
入寮できる条件 | 無条件で入寮できる学校もあるが、多くは「通学時間が自宅から1時間以上の者」や「保護者が海外に在住しているの者」などの条件がある。 |
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タイムスケジュール | 起床時間、門限、寮での学習タイム、消灯時間、さらに平日と土日でスケジュールが変わるかなどを確認し、本人とシミュレーションをしておきたい。 |
決まりごとの内容 | 学校自体の教育方針によって、規則が細かめか否かは分かれることが多い。本人の性格や家庭の教育方針と照らし合わせてチェックを。 |
帰宅できる頻度・条件 | ホームシックにかかったり、家族旅行などをする場合も想定し、頻度と条件を確認。「事前申請でいつでも可能」「月に一度可能」などが想定される。 |
一人部屋か複数部屋か | 「個室」「2人部屋」「4人部屋」と学校によって様々だ。複数部屋の場合、メンバーは同学年か他学年か、部屋替えの頻度を確かめたい。 |
トイレの数は幾つか | 思春期の子どもにとって切実な問題なので要チェック。多いのは3名に1つの個室だが、各部屋に設置されている場合もある。 |
大浴場とシャワーの数 | 大浴場の広さや一度に入れる人数、個室使用のシャワールームの有無と数を確認。利用時間も聞いておきたい(「夕食後2時間」、「24 時まで」など様々)。 |
閉寮の有無と期間 | 夏休みや年末年始など長期休みに閉寮する場合は、期間中の滞在場所(日本国内に自宅が無い場合は親戚宅など)を確保しておく必要がある。 |
食事の内容や提供状況 | 「寮で3食提供」「朝食と夜食は寮、昼食は学食や購買利用」「土日は寮での食事提供無し」など様々。食物アレルギーがある場合は対応の確認を。 |
1年間にかかる費用 | 初年度の入寮費は幾らか。年間の寮費ではその内訳もチェックしよう。食事代や電気代、Wi-Fi 使用料などが含まれている学校もある。 |
イラスト/山﨑美帆