「第26回 JQA地球環境世界児童画コンテスト」作品募集開始

25年以上続く歴史ある絵画コンテスト

1999年より開催している「JQA地球環境世界児童画コンテスト」をご存じですか? 

JQA地球環境世界児童画コンテストは、子どもたちに絵を描くことを通じて環境問題について考える機会を提供することを目的に、1999年より毎年開催しています。今秋、第26回開催の作品募集が開始となりました。

このコンテストは、一般財団法人日本品質保証機構(略称:JQA)国際認証機関ネットワーク(略称:IQNET)が主催し、UNICEF東京事務所と独立行政法人国際協力機構(略称:JICA)の後援(※)によるもので、25年以上続く世界的なコンテストです。

※JICAの後援は第25回より

美しい地球を守るためにできること、したいこと

第26回の募集テーマは、「ぼくたち・わたしたちが地球のためにできること」です。美しい地球を守るためにできることはたくさんあります。たとえば「動物たちと仲よくする」「木や森を育てる」「ゴミを減らす」など身近なことから、「こんなこと、やってみたい!」というあなたのアイデアや、あなたが好きな風景を描いて伝えるのもすてきです。

大切なのは「地球を大事にしたい」という気持ち。その思いを絵で自由に広げてみましょう。

過去の応募作品例

テーマぼくたち・わたしたちが地球のためにできること
応募資格・国内:小学生・中学生
・海外:7~15歳
応募規定・用紙:B4判(257 mm×364 mm)または八ツ切りの画用紙
・画材:水彩・パステルなど自由
締め切り2026年5月31日(日)※当日消印有効
詳細・
応募申込票
下記のコンテストWEBサイトの応募要項をご確認ください。
応募要項はこちら

累計応募数は100を超える国と地域から37万点以上

第26回の作品募集開始にあたり、JQA企画部広報課の三枝満帆さんは、コンテストについてコメントを寄せてくれました。

「本コンテストは今回で第26回の開催を迎え、これまでに100を超える国と地域から、累計37万点以上の作品が寄せられています。環境をテーマに、世界の子どもたちを対象としたこの規模のコンクールは、世界的にも非常に稀有な取り組みと言えるでしょう。

開発途上国では、初めて絵を描く子どももおり、「学びのなかで地球環境を考える大変良い機会になっている」との感謝の声をいただくこともあります。これは、私たちの本コンテストの理念である「子どもたちが絵を描くことを通して地球環境について考える機会を提供する」という想いを、まさに体現した言葉だと感じています。

地球環境をテーマに描かれた子どもたちの作品には、美しい自然や生き物への愛情、環境破壊への警鐘など、一つひとつに深い思いが込められています。

寄せられた作品は、全国の美術館や動物園、児童館、各種イベント会場へ無料で貸し出し、展示されています。多くの方々にすばらしい作品をご覧いただくことで、子どもたちのメッセージを広く伝えることができることを、私たちは大変うれしく思っています。」

世界中の仲間と一緒に地球のことを考える機会に

最後に、世界で学ぶ『グローバル子女教育便利帳』の読者に、三枝さんがメッセージを届けてくれました。

「第26回の募集テーマは、『ぼくたち・わたしたちが地球のためにできること』です。地球は、私たちが生まれるずっと昔から、命のリレーを繰り返してきました。かけがえのない命をこれからも守り続けるために、一人ひとりが考え、行動することが大切です。コンテストを通じて、美しい地球を守るために私たちができることを世界中の仲間と一緒に考えていきましょう。」

応募締め切りは2026年の5月末です。まだまだ時間はあるので、ぜひこの機会に応募を検討してみてはいかがでしょうか。

(取材・文/小野眞由子)