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Z世代が選ぶ!!「留学してみたい国TOP10」(前編)

バイドゥ株式会社が提供するきせかえ顔文字キーボードアプリ「Simeji」は、Simejiユーザーへアプリ上でアンケート調査を行い、そのデータをランキング化した「Simejiランキング」を発表している。今回は、〝Z世代が選ぶ!!「留学してみたい国TOP10」〟の調査結果を公表した(集計期間 2023/12/28~2024/01/04、有効回答数10~24歳、男女2,348人)。さっそく結果を見てみよう。

第10位 中華人民共和国

「中国語では漢字がある」「中国語を学びたい」「中国語を話せるようになりたい!」との声が多く聞かれた。漢字が日本語と中国語の共通点であることから、日本人は他の国の人に比べて中国語を早く、そして深く習得できるメリットがあるという。また、「日本に近い」という地理的な利点や、「中華料理をたくさん食べたい」といった食文化への興味、「賃金が安い」という経済的な魅力、「中国の文化や伝統衣装が好き」といった文化的な関心など、様々な観点から、Z世代の中国への関心が高まっているようだ。

第9位 日本

まさかの留学してみたい国9位に、日本がランクイン!「やっぱ母国が1番!」「やっぱり日本が1番!!」「日本が大好き」といった声が多く寄せられた。「留学じゃなくて日本の違う県に行ってみたい」と、海外留学ではなく、日本国内で他の地域を訪れてみたいというコメントも見られた。「安心!安全!美味しい!」「治安がいい」とのコメントなどもあり、海外の治安について不安を感じているZ世代も少なくないのかもしれない。

第8位 イタリア共和国

古い歴史を持ち、コロッセオ、ピサの斜塔など有名な世界遺産を誇るイタリア。「ピザ食べたいし、料理の勉強したい」「美味しい料理食べたいし、たくさんの世界遺産を見たい」「本場のピザが食べたい」「美味しい食べ物もいっぱいあるし、国の人が優しそう」と、イタリアの食文化に魅了されて留学をしてみたいと考えるZ世代も多い。また、「古代ローマ時代がすき」「ファッションがオシャレ」「いろんな建物がある」との声も。芸術やファッション、建築などの専門分野を学ぶ場所としてもイタリアは最適な留学先かもしれない。

第7位 英国(グレートブリテン及び北アイルランド連合王国)

英語圏の中でも長い歴史を持つ国、イギリス。首都ロンドンは世界的な観光地としても知られており、歴史ある文化と世界最先端の文化が共存していることも魅力的。「オックスフォード大学に通いたい」「英語を深く学べる国だと思う」「イギリスの建物がかっこいい」「ハリー・ポッターの聖地」「ホグワーツ城に行きたい」「ロンドンに行きたいのとコナン・ドイルに出てきた場所に行ってみたい」「イギリスの王室みたいな生活に憧れがある」「英国紳士に会ってみたいし、アメリカ英語だけじゃなくイギリスの英語を聞きたい」との声があがった。ハリー・ポッターやシャーロック・ホームズなど、イギリス文学の名作が舞台となった場所に行ってみたいと憧れを抱いているZ世代の様子がうかがえる。

第6位 シンガポール共和国

「シンガポールの高い技術力に興味がある」「技術が発展してる」「英語圏で、技術が進歩してる」との声が聞かれ、シンガポールの先進的な技術と革新的なアプローチがZ世代の関心を集めているようだ。また、「マリーナベイ・サンズとマーライオンを生で見たい」「建物や景色が綺麗」「きれいな夜景とかを見てみたい」「コナンの映画でやってて行ってみたい」「コナンの映画で見た」「コナンの舞台になっている」との声も多く聞かれ、2019年に公開された劇場版『名探偵コナン 紺青の拳(フィスト)』の舞台としてシンガポールが使用されたことをきっかけに興味を持ったZ世代もいるようだ。

明日も引き続き、この調査結果の続きを見ていこう。

(取材・文/小野眞由子)