帰国生入試で私立中学に入る方法
| 最終更新日:2026.10.13
学校・受験情報熾烈な私立中学校(主に中高一貫校)の「帰国生入試」。保護者が早め早めに動くのが成功のカギです。
基礎知識
受け入れ方針
帰国生として入学試験や編入学試験を受験する場合の出願資格・条件の代表例は下記の通り。
❶ 海外での学校種別 在籍した学校が日本人学校/インターナショナルスクール/現地校にかかわらず、原則、帰国生として受験できる。
❷ 海外(継続)滞在年数 東京都では「1年以上」が最低条件となる。それ以上の条件となる学校もあるので注意しよう。
❸ 帰国後の経過年数 多くは「帰国後3年以内まで」で、地域や学校によって様々。海外滞在年数によって帰国後の経過年数を変動させるなど、細かい規定を設ける学校もある。
ただし、学校が定める規定を完璧に満たしていなくても、それに近ければ柔軟に対応してくれる学校もある。すぐにあきらめずに問い合わせてみることをおすすめしたい。
出願資格・条件
帰国生として入学試験や編入学試験を受験する場合の出願資格・条件の代表例は下記の通り。
❶ 海外での学校種別 在籍した学校が日本人学校/インターナショナルスクール/現地校にかかわらず、原則、帰国生として受験できる。
❷ 海外(継続)滞在年数 東京都では「1年以上」が最低条件となる。それ以上の条件となる学校もあるので注意しよう。
❸ 帰国後の経過年数 多くは「帰国後3年以内まで」で、地域や学校によって様々。海外滞在年数によって帰国後の経過年数を変動させるなど、細かい規定を設ける学校もある。
ただし、学校が定める規定を完璧に満たしていなくても、それに近ければ柔軟に対応してくれる学校もある。すぐにあきらめずに問い合わせてみることをおすすめしたい。
選考方法
主な選考方法は次の通りだが、コロナ禍をきっかけにオンライン入試を実施する学校も一定数ある。ただ一時帰国している場合はオンライン入試を受けられないなどの制限がある学校も一部あるため、注意が必要だ。また、海外現地で入試を行う学校もある。これらの入試は、受験のために一時帰国する必要がないというメリットがある。
●入試試験
帰国生として入学試験を受ける際、その選考方法は次の3つに大きく分かれる。
❶ 一般入試とは日程も内容も異なる特別試験 一般入試とは別に、帰国生“専用”の日程と内容で行われる。選考内容で多いパターンは、「国語、算数」の2教科または、「国語、算数、外国語(主に英語)」の3教科の教科試験に「面接(日本語または英語)」や「作文(日本語または英語)」が加わったものだ。
そのほかにも、「外国語(主に英語)」の1教科のみという学校もある。「算数のみ」「国語+英語」「算数+英語」「適性試験」「教科試験は行わない」という学校もあり、帰国生の入試はますます多様化している。
❷ 一般入試と同じ日程・内容で、合格基準を特別に設定 一般入試と同じ日程・内容で実施されるが、選考する際は帰国生であることに配慮がある(一般生とは別枠で合否判定を行ったり、合格基準点を一般生より低めに設定するなど)。
❸ 一般入試日程・内容・合格基準すべてが同一 帰国生枠があっても、一般入試とまったく同じ日程と内容で実施される。合格基準に関しても特別な配慮はないと考えられる。
●編入学試験
編入学試験の多くは、次の方法で選考される。
❶ 3教科(国語、数学、外国語=主に英語)+面接 主流パターン。これに「作文」が加わることもある。
❷ 外国語=主に英語(教科試験やエッセイなど)+面接 英語圏の現地校やインターナショナルスクールなど、「英語による学校教育を受けてきた者」を意識した内容で行われている。
英検®やTOEFL iBT®など外国語能力を測る試験のスコアを評価の対象にする学校もある。
<Point>
昨今、私立の中高一貫校で「高校での募集停止」の動きが広がっています。情報を日々、注意深くチェックする必要がありそうです。
時期と募集人数
●入学試験
【時期】
帰国生向けの入学試験は、海外で行う入試などを含めると、早いと10月から始まり、2月中旬(ごく少数校は3月)まで続く。長期戦になるため、子どもへの負担を軽減する策として、受験の1〜2年前に帰国して、受験準備をじっくりとしているケースも多い。
【募集人数】
「定めず」、「若干名」など数を示さない学校が多い。
<Point>
昨年、私立の中高一貫校で「高校での募集停止」の動きが広まっています。情報を日々チェックする必要がありそうです。
●編入学試験
【時期】
実施される時期は「9月編入」に向けての1学期末(7〜8月頃)と、「4月編入」に向けての3学期末(3月頃)に集中している。また、数は多くないが、「1月編入」に向けて2学期末(12月頃)に実施したり、試験を随時実施してくれる学校もある(実際の編入時期は、「随時」や「学期の開始から」など様々)。
ただし、編入学試験は欠員募集であることが多いため、実施されない年度もある。また、実施が決まったとしても、募集要項の内容が実施時期ギリギリにならないと決まらないことも多い。たとえば、9月編入用なら、「6月頃に出願書類を入手し、7月に試験を受ける」という具合だ。対策としては、とにかく日頃から志望校のウェブページなどを定期的に調査し、帰国のタイミングが突然来てもすぐに動けるようにしておくことだろう。また、公表はしていなくても、個別相談すれば特別に試験を実施してくれる学校もあることも知っておきたい。
【募集人数】
「欠員分」、「若干名」など数をはっきり示さない学校が大半だ。一定の人数を各学年で定期的に募集している学校はかなり少ない。また、募集する学年は「1、2年生」が主で、「3年生」を対象にする学校は少ない。
滞在時からの準備
志望校の探し方
代表例は左記の通り。
❶ 模擬試験や英検®、TOEFL®などを受けて学力・英語力を把握する。
❷ インターネットで総合&学校独自のサイトを閲覧。
❸ 日本から受験関連の情報誌を入手。
❹ 海外にある「日本の受験塾」で情報を入手。
❺ 海外の大都市をメインにして行われる、日本の学校の(合同)説明会に参加。
❻ 一時帰国を利用して、各学校が実施する「説明会」「見学会」「授業体験」「学校祭」に参加。JOBA主催の「学校フェア」は効率よく情報収集ができる。
❼ 学校や学習塾、グローバル子教育便利帳などが主催するオンラインでの学校説明会に参加。
❽ 各学校に直接電話やメールで問い合わせる。
学習の準備
●教科試験
対策は選考方法に沿って行うのが効率的だ。
【入学試験】
帰国生専用に、「国語」、「算数」(理科、社会)が出題される場合、問題の多くや合格基準は「一般入試の基礎的なレベル」だ。それを念頭に置き、学習を進めておきたい。
一般入試とほぼ同一で実施・選考されるなら、国内生と同様、通信教育や進学塾を活用するなど、さらなる対策が必要だ。
「外国語(主に英語)」が出題される場合は、概してレベルが高い。入手できれば過去問題や高校の参考書で学習を進めたい。また、教科試験が「外国語(主に英語)のみ」であれば、難易度はさらに高い。外国語能力試験などの問題集で、文法、語彙、読解力、文章作成能力などを強化しておくよい。
【編入学試験】
基本的には入学試験と同じ対策でよいだろう。ただし、「試験直前の学期」で履修した範囲から出題されることが多いため、志望校の進度を確認しておきたい(私立の進学校は総じて進度が速い)。「算数」が「数学」に変わることにも注意。
<作文>
使用言語は「日本語」または「外国語(主に英語)」。「外国語(主に英語)」の場合に注意すべきなのは、口語英語の力だけでは不十分ということ。文法や文章表現としての語彙量がしっかり見られる。問題意識を持って自らの考えを決まった文字数で記述する力をつけることも大切だ。
<面接>
使用言語は「日本語」が多いが、「外国語(主に英語)」の場合も。表現方法を学ぶほか、経験や考えを整理しておくとよいだろう。












