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特集|「海外の大学に行きたい!」と言われる日に向けた備え|体験談1 日本の高校資格(国立)とIBディプロマ資格が取れる高校からアメリカの私立大学に行ったケース


Lake Forest College|経済とコンピューターサイエンス専攻

A・Oさん
生後5ヵ月から3歳までをベルギーで、3歳から6歳までをブルネイで過ごし、一度帰国して小3から中1までスイスのインターに通った。その後、国立中高一貫校である東京学芸大学附属国際中等教育学校に編入。

海外の大学までの道のり

中3で海外大学進学を考え始めた。同時期にTOEFL®を受けた。

高1で保護者に相談をし、受ける大学についてのリサーチを開始。

高2で今の大学を受けようと決めて、受験勉強を開始。SAT®も受けた。

高3の8~9月に出願。同時期に奨学金を申し込んだ。

高3の12月に合格。3月には奨学金受給が決定。

IBディプロマを取得。高校卒業年の8月にアメリカへ。現在大学3年生。

同じ道を行く姉の背中に希望と勇気をもらった

A・Oさんがアメリカの大学を目指したのは、「さまざまな学問を通じて自分が学びたいことを知っていく」というリベラルアーツ教育に惹かれたからだという。

「海外大学には行きたいものの、専攻したい分野はまだしぼれない。高1~2の頃はその段階だったので、リベラルアーツ教育の発祥の地であるアメリカの大学に魅力を感じました。Lake Forest Collegeに出願する決め手となったのは、ロケーションのよさと大学独自の奨学金の得やすさです。私の姉もIBディプロマと奨学金を取得して海外大学に進学しており、そんな姉が『私にも、もしかしたらできるかも』という希望と勇気をくれました」(A・Oさん)。

忙しさのピークは高3以降。

「併願した日本の大学のAO入試、海外大学のEarly Actionの書類の提出、IBディプロマの模試、奨学金の応募の締め切りの4つを同時に考えなければならない時期がありました。すべての締め切りが高3の夏だったのです。とても大変でしたが、そのおかげで、さまざまなことを前もって計画するスキルも磨けたように思います」(A・Oさん)。

現在は同大学で経済とコンピューターサイエンスを専攻している。

「少人数制でディスカッションベースの授業が多く、クラスメイトと意見をぶつけあう刺激的な毎日を送れています」(A・Oさん)。

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