6か国の子どもたち3,800名以上が参加
AIを活用したアダプティブな対話式 ICT 教材の開発と提供を行う株式会社すららネットは、国内外の生徒が集い算数/数学力を競う「すらら国際デジタル算数/数学コンテスト2024」(SuRaLa International Digital Math Contest 2024、以下「すらら国際DMC」)を、2024年10月10日(木)から11月16日(土)まで開催した。国内予選・本選、成績上位者による国際決勝を経て、11月23日(土)には、表彰式と国際交流イベントをオンラインで行ったという。
《2024年の開催概要》
参加資格 | 算数ICT教材「Surala Ninja!」、海外版「すらら」を学習中の児童・生徒 |
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2017年より開催してきた「すらら国際DMC」
すららネットでは、海外向けに英語などに翻訳したデジタル算数/数学AI教材「Surala Ninja!」の提供と運用サポートを2014年から開始し、現在ではインドネシア、スリランカ、フィリピン、エジプト、カンボジアなどの国々で活用されている。
「すらら国際DMC」は2017年より開催していて、「Surala Ninja!」、海外版「すらら」での学習を通じて、基礎計算力の定着、数学的思考力の向上を図るというものだ。さらに、子どもたちが目標に挑戦し、努力が成果につながる成功体験を通じて、自信や自己肯定感の醸成をも目指しているという。
今回は日本、インドネシア、スリランカ、フィリピン、エジプト、カンボジアの6か国から3,800名を超える子どもたちが参加し、その数は年々増えているようだ。
異なる言語でも楽しめる交流イベントも実施
「すらら国際DMC」は、算数の正確性と速さを競う「マス計算」と、数学的思考力を問う問題に挑戦する「算数/数学テスト」の2つの部門を学年ごとに設けている。
今回は、各国での予選、本戦を勝ち抜いた子どもたち282名が国際決勝に挑んだ。そして11月23日に国際決勝の結果発表と表彰式、および毎年恒例の国際交流イベントをオンラインで行った。
参加した約350名の子どもたちは、お互いの健闘を称えあうほか、グループに分かれてクイズに挑戦。異なる言語であってもジェスチャーなどで交流を深め、イベントを楽しんだ様子だ。
明日は、コンテストの優勝者から届いた声などを紹介したい。
(取材・文/小野眞由子)