The First Liberal Arts College in Japan
世界大学ランキング日本版私立大学で総合トップに!
1953年、日本で初めて、「国際」という名を冠し、4年制リベラルアーツ・カレッジとして献学されたICU。以来、キリスト教の精神に基づき、「国際的社会人としての教養をもって、神と人とに奉仕する有為の人材を育成し、恒久平和の確立に資すること」を目指して、学生一人ひとりにあった学修者本位の理想的な教育環境の実現に向けてまい進してきました。
その結果、2019年にはイギリスの教育情報誌『Times Higher Education』の「世界大学ランキング日本版」にて、総合及び「教育充実度」と「国際性」の評価項目で私立大学でトップの評価を得ました。
学生の国籍は55カ国以上多様性に満ちた学び
ICUは献学以来、国際主義を宣言し人種や国籍、宗教を問わず世界中から人々を受け入れてきました。現在、学生の国籍は55カ国以上、帰国生も多数在籍しています。また教員の約3人に1人が外国籍。授業では「ハンガリー出身の教員がひも解く『日本史』」など、教員と学問の国籍が交差することも多くあります。
世界中の人々が集う学内の公用語は、日本語と英語です。そのため日本語を母語とする学生は「リベラルアーツ英語プログラム(ELA)」で英語を、留学生や英語圏で長く暮らしてきた学生などは「日本語教育プログラム(JLP)」で日本語を学びます。同プログラムでは、学生一人ひとりのレベルに合ったカリキュラムで両言語の力を学術的なレベルにまで引き上げます。
少人数制のリベラルアーツ教育実践
カリキュラムで特筆すべきは少人数制のリベラルアーツ教育の実践です。教員は学生19人に対し1人。授業ではディスカッションやグループワークが多く展開され、クリティカルシンキング(批判的思考力)の伸長や個を認め合う力の育成にも寄与しています。
リベラルアーツ教育においては、1年次から文理の枠を超えて、自身の興味・関心に応じてさまざまな分野を幅広く学んだうえで、2年次の終わりにメジャー(専修分野)を決定します。1つの専修分野を修める「メジャー」、2 つを同比率で修める「ダブルメジャー」、2つの比率を変えて修める「メジャー、マイナー」の3通りで学びすすめることができ、メジャー決定後も自身のメジャー以外の授業も自由に履修できます。
31種のメジャー(専修分野一覧)
美術文化財研究 | 音楽 |
文学 | 哲学・宗教学 |
経済学 | 経営学 |
歴史学 | 法学 |
公共対策 | 政治学 |
国際関係学 | 社会学 |
人類学 | 生物学 |
物理学 | 科学 |
数学 | 情報科学 |
言語教育 | 言語学 |
教育学 | 心理学 |
メディア・コミュニケーション・文化 | 日本研究 |
アメリカ研究 | アジア研究 |
ジェンダー・セクシュリアリティ研究 | 開発研究 |
グローバル研究 | 平和研究 |
環境研究 |
また3学期制でどの科目も学期毎に完結するカリキュラムで、1科目につき週に複数回の授業が行われるため、週1度の授業で多くの科目を履修する2学期制の大学より集中した密度の濃い学修機会が設けられています。
5年間で学士と修士を取得できるプログラム
近年、国際機関をはじめ、グローバル企業などでは修士の学位取得が重視されており、大学院への進学はグローバルスタンダードとなっています。こうした世界の動きに鑑み、本学では、学部4年、大学院1年の合計5年間で学士と修士の両学位を取得できる「5年プログラム」を設置しています。2019年には「外交・国際公務員養成」「責任あるグローバル経営者・金融プロフェッショナル養成」「I B(国際バカロレア)教員養成」といった3つのプログラムも新設しました。また、全米で常にトップ10に名を連ねるリベラルアーツ大学でもあるミドルベリー大学の大学院、ミドルベリー国際大学院モントレー校との協定により、本学の学士と同大学院の修士を最短5年半で修める制度も設けています。
先生からの一言!
アドミッションズ・センター長 久保先生
世界の多様な人々と協働して活躍できる卒業生を輩出しているICUは、多彩なバックグラウンドを持つ学生が集いあい互いに育みあう場です。あなたの持つかけがえのない貴重な知識と経験を携えてICUに来てください。
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2020年7月3日(金) 午前10時~(日本時間)
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