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さまざまなイベントを楽しむ|国際高等専門学校

<第9回>白山麓キャンパス・レポート
Welcome to Hakusanroku!:キャンパスに暖かな笑顔が広がったクリスマスイベント

国際高等専門学校(International College of Technology, Kanazawa 以下、国際高専)は、英語で学ぶ工学基礎を重視したSTEM教育を行う新しい高等教育機関です。国際高専のウェブサイトでは、キャンパスの今を伝える「白山麓ジャーナル」を英語と日本語で随時配信しています。

この「白山麓ジャーナル」から、トピックスをピックアップして紹介する連載企画の第9回目は、昨年末に学内で行われたさまざまな「クリスマスイベント」の様子をレポ―トします。

ツリーの飾り付けをしながら、クリスマスの思い出を語り合う

12月中旬、さまざまな国や地域の文化について学ぶ「ランゲージ&カルチャークラブ」のクラブ員と教員たちが、クリスマスツリーを設置しました。

ツリーを設置したのは、国際高専の交流の場である「リビングコモンズ(Living Commons)」です。ここは、すべての学生と教職員が通るように計画されており、さまざまな学内イベントや夜の学校が開かれる場所でもあります。

学生たちはクリスマスソングを聴きながら、手作りした飾りやライトをクリスマスツリーに飾り付けました。それぞれのクリスマスの思い出話を語り合うなど、作業はとても楽しい雰囲気で行われました。

手作りした飾りは、クリスマスプレゼントとして、学生や教職員に配られました。

カップケーキとホットチョコレートを楽しむ!!
―Christmas Party-

クリスマスには学生たちが帰省のためキャンパスを離れるため、クリスマスより一週間ほど前に「クリスマスパーティ」を開催しました。企画したのは、ラーニングメンターのアン先生、アピラク先生、ジョムキット先生たち。学生たちは、このパーティを楽しみにしていたようです。

パーティでは、カップケーキやホットチョコレートが用意され、学生や教職員は共にカラオケやゲームを楽しみました。カップケーキは、サンタの顔やスノーマン、クリスマスツリーなどをモチーフに作られていて、かわいいと評判のものです。しばらくの間、仲間たちと別れる冬休みを前に、楽しい思い出ができたことでしょう。

教員が手作りしたケーキをふるまう!
-Christmas Cake Event-

12月20日の授業終了後には、リビングコモンズで、エドワード先生が手作りしたクリスマスケーキやジンジャーブレッドクッキーをふるまってくれました。

かわいらしい雪だるまの形をしたクリスマスケーキは、日本のケーキと違い、スパイスやミントが効いていて、甘くて深みのある味が特徴です。

学生たちも、ジンジャーブレッドクッキーの表面にアイシングで模様を描くなど、アレンジを楽しんでいました。

マシュマロがたくさん入ったホットチョコレートには、3種類のスパイスが準備され、それぞれがカスタマイズをした味を満喫することができました。

以下は、スイーツ作りが得意なエドワード先生からクリスマスケーキパーティと国際高専の生活についてのメッセージ動画です。どうぞご覧ください。

カフェテリアでは特別メニューを提供
-Special Christmas Menu at the Golden Eagle Cafeteria-

学生寮にあるカフェテリア「Golden Eagle Cafeteria」では、普段から洋食や和食、エスニックなど世界各国の料理を提供しています。

12月23日に提供されたのは、ローストチキンとクリスマスチョコレートブラウニーというクリスマスのスペシャルメニューでした!! このように、ハロウィンやクリスマスといったイベントごとにふるまわれる特別なメニューは、寮生活での大きな楽しみの1つになっているようです。

ゲーム形式でシークレット・プレゼントの交換を
-Holiday Gift Exchange 2021-

さらに、ラーニングメンターのアン先生が企画した「Holiday Gift Exchange 2021」というイベントも開催されました。これは、参加者がシークレットでクリスマスプレゼントを交換するもの。欧米では「シークレット・サンタ」と呼ばれ、クリスマスパーティなどで盛り上がる、ゲーム形式のプレゼント交換として親しまれています。

国際高専の「シークレット・サンタ」=「Holiday Gift Exchange2021」は下記の要領で行いました。

★1. 参加者である学生や教職員が、アンケート用紙に自分が好きな食べ物や色、スポーツなどを記入します。

★2. 各々が記入したアンケートをギフトボックスに入れます。

★3. 回収されたアンケート用紙を参加者全員にランダムに配ります。配布する際には、アンケートがそれを記入した本人にわたらないように注意します。

★4. 配布されたアンケート用紙の情報をもとに、各々が予算内(学生は1000円~2000円、教職員は2000~3000円)でプレゼントを準備します。

★5. 用意したプレゼントをクリスマスツリーの下に置きます。

記入済みのアンケート用紙を手にした学生たちの反応はさまざまでした。「この人には何を贈れば、喜んでもらえるのだろう?」と真剣に悩んでいる学生もいれば、すぐにアイデアを思いつき、インターネットで検索し始める学生もいました。

このシークレットサンタ。手に入れた情報をもとに、相手が喜びそうな物を連想して、贈り物を探すという喜びがあります。それにくわえて、贈られた人はプレゼントを開けるまで誰から何をもらったのか予測がつかないという楽しみもあるのです。想像するだけでワクワク、ドキドキしますね!

そして12月23日。みんなが用意したシークレットのプレゼントは、アン・サンタクロースさんから、学生と教職員のもとに届けられました。

大いに盛り上がったのは、学生たちがプレゼントを開ける瞬間です! プレゼントを手にし、クリスマスを祝い合う学生たちの明るい声が響き、キャンパス中にクリスマスらしい暖かな雰囲気が広がりました。また、共に学ぶ仲間同士の強い絆を感じるひとときでもありました。

Merry Christmas and Happy holidays!! From ITC to You.
メリークリスマス!そして良い休日を!

サイエンスや数学は世界共通。だからこそ英語で学ぶ

国際高専は、国内外から幅広く学生が集まるグローバルな環境で、刺激を受け合いながら、共に成長できる教育環境を整えています。プロトタイプを作りながら解決策を考えていく「エンジニアリングデザイン」の授業では、国連・SDGsの17の目標を念頭におきながら、地域の課題にチームで取り組み、サイエンスの知識とテクノロジーを応用しながらイノベーションを創出します。

教育の柱のひとつとして、英語で行う「STEM(Science、Technology、Engineering、Mathematics)教育」を重視しています。それは、科学や数学が世界共通の真理であるため、これらの分野を英語で学ぶことは、のちに留学して専門分野を探究したり、卒業後グローバルな企業で活躍するのに役立つからです。

1、2年生は、自然豊かな白山麓キャンパスにある全寮制スクールで、英語で数学、理科、情報を学ぶほか、徹底した英語スキルの修得を目指します。3年生は、ニュージーランドの国立オタゴポリテクニクに留学。そして、4、5年生は併設校である金沢工業大学と連携し、分野横断型の研究やプロジェクトに取り組みます。

さらに金沢工業大学 大学院 情報工学専攻まで進学すると、最短2年間で全米ベスト大学の一つ、ロチェスター工科大と金沢工業大の2大学の修士号取得の道もあります。

「国際高等専門学校(5年間)」+「金沢工業大学の学部及び大学院(4年間)」の9年一貫教育により、グローバル・イノベーターを育成します。

【学校へのお問合せ】

金沢キャンパス
〒921-8601 石川県金沢市久安2-270
TEL 076-248-1080 FAX 076-248-5548

白山麓キャンパス
〒920-2331 石川県白山市瀬戸辰3-1

国際高専入試センター
Mail:admissions@ict-kanazawa.ac.jp

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