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大学生と研究ができるラボを3D VRで紹介|国際高等専門学校

金沢工大の4年生・大学院生と研究に取り組む「Challenge Lab」を3D VRで紹介

国際高等専門学校(International College of Technology, Kanazawa 以下、国際高専)の4、5年生が大学生と研究を行う「Challenge Lab」を3D VRによって閲覧できるサイトが公開されました。

ストリートビューのようにラボ内を自在に見学できる

国際高専の4、5年生は金沢工業大学と連携し、大学の授業科目の履修や大学研究室でのインターンシップを行うほか、金沢工業大学の学部4年生や大学院生とともに、「高専・大学クラスター研究プロジェクト」に取り組むことができます。このプロジェクトは、Society 5.0の基盤となるAIやIoT、ロボティクスなどの専門分野の実践力を高めることが目的。その拠点となるのが「Challenge Lab」です。

学科や研究室を超え、学生それぞれのアイデアを形にするラボ

Challenge Labは、学問や研究の分野を横断して人と知識がつながり、未来の社会に必要とされる新しい技術や価値の創出を目指す金沢工業大学の研究拠点です。ここには、さまざまな学科や研究室の垣根を超えて学生や大学院生たちが集まり、自ら考えたさまざまなアイデアとAI技術、金沢工業大学の研究所の知識などを結びつけながら、卒業研究「プロジェクトデザインIII」や修士研究に取り組んでいます。

こうしたラボに国際高専の学生も参加し、大学生と一緒に研究ができるのも金沢工業大学とキャンパスを共有する国際高専の強みだといえます。

学生たちが未来社会に役立つ新技術や価値の創出に挑戦する場「Challenge Lab」

Challenge Labは、2階建てで延床面積1000平方メートル。DX(デジタル・トランスフォーメーション)を推進する場として等身大遠隔接続システムやディスプレイを備えた走行ロボットを設置するほか、3Dプリンタやカッティングマシンなどの加工設備などを完備しており、学生たちは研究成果を具体化し、社会実装を目指しながら研究を進めることができます。

今回、このChallenge Labを3D VRで閲覧できるサイトを立ち上げたのは、金沢工業大学の課外プロジェクト「CirKitプロジェクト」です。

コンテンツの制作を担当した金沢工業大学CirKitプロジェクト


「動画での表現に興味があり、視聴した人にダイレクトに伝わる映像表現を勉強中です。このプロジェクトではChallenge Lab の撮影と施設内紹介動画の作成を担当しました。ラボ内を移動しながら、1.5mほどの間隔で1枚1枚撮影しなければならず、撮影現場とのスケジュール調整や撮影時間の確保にも苦労しました。今後は学園祭で行きたい場所がすぐにわかるMAPなど、様々なイベントを楽しめるVR空間づくりにチャレンジしたいです」(金沢工業大学メディア情報学科3 年 川崎 蒼馬さん)。

「施設内を紹介する動画の説明係を担当しました。MAPの中の特定のエリアを説明する作業は初めてで、緊張して何度かやり直したこともありましたが、まわりのスタッフのおかげでなんとか撮り終えることができました。このサイトでは、MAP上のタグをクリックすると動画が再生されますが、動きのある動画がある場合とない場合とでは、情報量や視聴する人のイメージが大きく変わることを実感しました」(金沢工業大学経営情報学科1年 本 凜華さん)。

このサイトでは、画面に表示された白い円をマウスで操作することでラボ内を自由にウォークスルーでき、空間内の各スポットに置かれたタグをクリックすれば、説明動画を視聴することができます。

【コンテンツURL】
https://my.matterport.com/show/?m=3aSsgjotFX3 

以下の国際高専WEBサイトからもご覧になれます。
https://www.ict-kanazawa.ac.jp/education/learning_innovation/

*特殊なアプリのインストールは不要で、PCやタブレット、スマートフォンで気軽にお楽しみいただけます。また、仮想空間右下の「VRで表示」アイコンをクリックすると、VRヘッドセットを用いた仮想体験も可能です(推奨はOculus Quest2)。


15歳から英語でAI、ロボティクス

国際高等専門学校(ICT)は、未来社会「Society 5.0」の基盤となるAI、IoT、ロボティクス分野の実践力を英語で涵養する15歳からの高等教育機関です。併設校の金沢工業大学とは「KIT/ICTスクールシステム」と呼ぶ9年間の一貫教育(高専5年間+金沢工業大学3年次編入・大学院修了までの4年間)を構築し、大学受験を意識することなく、やりたいことに没頭できるのが強みです。

「白山麓キャンパスでの全寮制教育」(1年、2年)、「1年間のニュージーランド留学」(3年)、「金沢工業大学と共有した金沢キャンパスで大学の専門科目を履修。大学研究室(学部4年生・大学院生)と研究プロジェクトを推進」(4年、5年)という多彩な活動フィールドを通じて、新しい価値を創出できるグローバルイノベーターを目指します。

グローバル社会で英語とテクノロジーを駆使して人に役立つことをしたいという方は、国際高専で、仲間や教員と一緒にチャレンジしてみませんか。

【学校へのお問合せ】

金沢キャンパス
〒921-8601 石川県金沢市久安2-270
TEL 076-248-1080 FAX 076-248-5548
白山麓キャンパス
〒920-2331 石川県白山市瀬戸辰3-1
国際高専入試センター
Mail:admissions@ict-kanazawa.ac.jp