よく学び、よく遊ぶことが、子どもの成長に欠かせません。そのためには、体づくりも大切。海外滞在中は食事が偏りがちなので、体によい食材を取り入れていきましょう。今回は「緑茶」を紹介します。
緑茶でウイルスに負けない体づくり
日本ではおなじみの緑茶。近年は海外でも人気で、日本の緑茶輸出量は大きく伸びている。その理由は、世界的に健康志向の人が増えたことだろう。
緑茶には、ビタミンCやカリウム、ポリフェノールの一種であるカテキンなどが含まれている。
特に注目されているのはカテキンで、抗菌・抗ウイルス作用や抗酸化作用(ガンや生活習慣病の主因となる活性酸素の働きを除去する作用)が高く、風邪やインフルエンザの予防、ストレスの緩和に役立つ。
甘み成分のテアニンも多く含まれているが、テアニンには脳をリラックスさせる働きがある。
緑茶には煎茶や抹茶などいくつかの種類があるが、子どもには水出し煎茶が飲みやすそう。抹茶を使ったお菓子もおすすめ。緑茶のさわやかな風味を楽しみながら、健康づくりに役立てたい。
~秀才レシピ紹介~
【抹茶パンケーキ】
●薄力粉……150g
●グラニュー糖……40g
●抹茶……8g
●塩……1g
●ベーキングパウダー…小さじ2
●(あれば)バニラオイルまたはバニラエッセンス……1滴
●卵……1個
●牛乳……120ml
❶…グラニュー糖と抹茶を混ぜておく。
❷…大きめのボウルを用意し、小麦粉をふるって入れる。そこに、❶、塩、ベーキングパウダーを入れてよく混ぜる。
❸…❷に卵と牛乳、バニラオイルを加えてよく混ぜる。
❹…フライパンに薄く油をひいて❸を丸く流し、弱火で焼く。裏返し、両面を焼いたらできあがり。
※生クリーム、あんこ、栗の甘露煮、フルーツなどを添えるとより美味しい
【緑茶ソーダ】
●緑茶、炭酸水、ガムシロップ……好みの分量
❶…緑茶を濃いめに入れる。
❷…❶をグラスに入れ、氷、炭酸水、ガムシロップを入れて混ぜる。
イラスト/千秋まみこ