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子育てエトセトラ⑤成績アップへの近道!?頭がよくなる食べもの「アボガド」

よく学び、よく遊ぶことが、子どもの成長には欠かせません。そのためには、体づくりも大切。海外滞在中は食事が偏りがちなので、体によい食材を取り入れていきましょう。今回は、アボカドを紹介します。

手軽に食べられるバランス栄養食

アボカドは野菜ではなく果実で、クリーミーな味わいが人気。果肉の20%を脂質が占めるが、その質がよいので安心して食べられる。脂質の80%はオレイン酸やリノール酸といった不飽和脂肪酸で、体の細胞膜やホルモンの材料になるほか、血液中の余分な中性脂肪やコレステロールを減らす働きがある。

また、抗酸化作用で細胞を守るビタミンEやビタミンA、健康な髪や肌をつくるビタミンB群、赤血球をつくる葉酸など、成長期の子どもに必要なビタミンが豊富。カリウムやマグネシウム、鉄、食物繊維なども多く含まれている。

そのまま食べてもおいしいが、メキシコ料理のワカモーレ(サルサの一種)にしたり、サラダやサンドイッチに加えたりしても◎。ホームパーティには、ころんとかわいい手毬寿司もおすすめ。

秀才レシピ

テーブルが華やぐアボカド手毬寿司

●酢飯…1合分(炊いたごはん1合、米酢20ml、砂糖10g、塩3g)
●アボカド…1/2個
●小エビ…2~4尾
●刺身用サーモン…2~4枚
●生ハム…2~4枚
●レモン(無農薬)…1個

作り方

❶…米酢、砂糖、塩を混ぜてすし酢をつくる。寿司桶やボウルに炊き立てのご飯を入れ、すし酢を回しかけ、しゃもじで混ぜる。広げて冷ましておく。
❷…アボカドを2~3mmの薄切りにする(大きいときは半分ほどの一口大に切る)。
❸…レモンを洗い、できるだけ薄い輪切りにする。それを放射線上に8等分に切る。
❹…小エビは1~2分茹でる。サーモンを約3㎝の長さに切り、生ハムはひと口大にちぎる。
❺…❶の酢飯を12等分し、軽く丸めておく。ラップを広げて下から、レモン、アボカド、小エビを重ねて置き、その上に酢飯をのせ、ラップの隅を中央に集めてキュッとまとめる(茶巾絞りの要領で)。ラップをはずし、下(具のある方)を上にして皿に盛る。小エビの代わりにサーモン、生ハムを入れて同様につくる。

 

イラスト/千秋まみこ

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