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海外からの帰国体験記|アメリカ&ブラジルからの帰国 西町インターナショナルスクール M・Fさん(14歳)

M・Fさん(14歳)西町インターナショナルスクールG8(中2相当)

「英語、写真、ファッションが好き!」

M・Fさん(14歳)西町インターナショナルスクールG8(中2相当)
※2018年夏インタビュー時点

渡航歴

時期 場所 学校
1歳(4月)~4歳(12月) アメリカ(インディアナ州) 現地園
4歳(園 1月)~9歳(G4=小3 6月) 日本 私立園→インターナショナルスクール
9歳(G4=小4 7月)~13歳(G7=中1 4月) ブラジル(リオデジャネイロ) アメリカンスクール
13歳(G7=中1 4月~) 日本 インターナショナルスクール

「自分のスタイルでいい」と気付かせてくれたブラジルの友人

日本で生まれ、幼少期をアメリカで過ごしたM・Fさん。帰国後は父親が海外赴任の多い仕事であることから、東京都の「西町インターナショナルスクール」へ入学し、小学3年生までをそこで過ごした。

「私はとてもシャイで、ようやく仲良しの子ができたのが3年生の頃。その直後にブラジルに行くことになり、悲しかったです」

ブラジルのリオデジャネイロではアメリカンスクールに入学した。日本人の同級生は男子が1人だけ。ポルトガル語は分からなかったがクラスメイトが英語で話しかけてきてくれて、徐々に友だちが増えていったという。

「ブラジル人の子たちは、元気で賑やか。Tシャツにショートパンツ姿がかっこよく、憧れていました。服を真似したりしたこともありましたが、ある時、自分の好きな服を着ようと思って、一時帰国のときに日本で買ったスカートを履いていったら、みんなから『かわいいね』って褒められました。『自分のスタイルでいいんだ』と自信が持てるようになりました」

ブラジル人だけでなく、ヨーロッパやインドから来ている友だちとも仲良くしていた古谷さん。

帰国が決まったときは残念に感じたが、友だちが海辺で「さよならパーティ」を開いてくれたことがとても嬉しかったという。父親に買ってもらった一眼レフで撮影したブラジルでの写真が宝物だ。

好きなことと英語力を活かして、将来はファッション誌の仕事を

帰国後は「西町インターナショナルスクール」を再受験し、合格。古くからの友だちとも再び顔を合わせるようになり、リラックスして学校生活を送っている。

「この学校は生徒数が多くはないので、違う学年と一緒にスポーツすることが多く、みんなとても仲良くなれます。ひとつ下の学年にブラジル人の子がいるので、その子とはポルトガル語で話したりもしています」授業のほとんどが英語なので、英語に不安は少ないものの、母親には「日本語をもっと学ぶように」と言われているという。

「ブラジルにいた頃は、そう言われても面倒に感じてあまり勉強しませんでした。でも、今は将来のためにも日本語をきちんと勉強しようと思っています。今後は、今の学校は9年生までなので別のインターナショナルスクールの高校に通ってから、イギリスかアメリカの大学に行けたらいいな、と思っています」

小さい頃から英語が好きで、物語を書いては親戚にメールで送って読んでもらっていたと話す。

「英語で文章を書くこと写真を撮ること、そしてファッションが大好きです。将来は、ファッション誌で仕事をしたいです」

帰国後の学校への入学方法

受験方法 編入学試験
選考方法 算数、英語、面接(英語)
受験勉強開始期間 特にしていない

想い出

M・Fさん(14歳)の思い出

「リオデジャネイロの学校の友だちと一緒にとりました。4年間、いつもサポートしてくれた友だちで、今でも連絡を取り合っています。大切なリオの思い出です」」

親への感謝

帰国前 帰国後
ブラジルでは、父はリオデジャネイロ近郊、母と私はリオデジャネイロに住んでいましたが、父は仕事で疲れているはずなのに、週末はいつもリオに来て、家族と過ごしてくれました。現地で購入したヨークシャーテリアを連れて家族で海辺を散歩したのが楽しい思い出です。母は最初、ポルトガル語が分からず大変そうでしたが、レッスンを受けて、私たちの生活をサポートしてくれました。 母は、フランス語やテニスなど私がしたいと思ったことを挑戦させてくれて、「やってみて好きだったら頑張って続けなさい」と励ましてくれます。ブラジルに比べて日本の方が勉強面で厳しかったので、宿題をみてもらうこともあります。父も、仕事から帰ってきた後などに、数学の宿題を教えてくれます。いつもサポートしてくれる両親に、「ありがとう」と感じています。