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海外からの帰国体験記|中国からの帰国 アオバジャパン・インターナショナルスクールG6 M・Tくん(11歳)

M・Tくん(11歳)アオバジャパン・インターナショナルスクールG6

「IBで自分を磨いて、海外で 活躍するサッカー選手になりたい!」

M・Tくん(11歳)
アオバジャパン・インターナショナルスクールG6

渡航歴

時期 場所 学校
8歳(G3/1月)~10歳(G5/1月) 中国(上海) インターナショナルスクール
11歳(G6/1月)~ 日本 インターナショナルスクール

生徒のディスカッションに興味を抱いて編入を決心

5年前の夏、小学1年生のときに両親から上海行きを告げられたM・Tくん。当時は、日本を離れたくなくて涙を流したそうです。

「友だちがたくさんいたので、別れるのが嫌でした」

現地では、インターナショナルスクールに編入。英語を理解できず、さらに緊張していたこともあって、登校初日はトイレの場所さえ人に聞けなかったです。

「帰宅するまでずっと我慢していました(笑)。でも、そのうちに話しかけてくれる同級生が現れ、仲良くなりました」

英語は、学校での授業と、友だちとの交流を通して覚えた。そして上海の生活にだいぶ慣れた頃、今度は日本に帰国することに。

「日本の公立小時代の友だちに会えるのと、以前住んでいた家に戻れるのは嬉しかったです。でも、上海の友だちと離れるのは寂しくて……。日本の編入先を決めるときは、インターの雰囲気が好きだったので、自分から『インターに入りたい』と言いました。日本の幼い頃からの友だちとは、所属しているサッカークラブで会えるので、そこで楽しんでいます」

『アオバジャパン・インターナショナルスクール』に編入を決めたのは、学校見学時に授業を見て興味を抱いたため。生徒同士がディスカッションする様子に心奪われました。

「教科書をあまり使わずに生徒が自分たちで物事を考えたり、発言する姿がおもしろいなと思いました」

上海で2年間を過ごして自分に自信がついた

同校は、思考力や問題解決能力の向上に力を入れるIB教育を取り入れている。学習方法としては、生徒自身がひとつのテーマについて掘り下げるという、自主的なものが多い。

「今やっている課題のテーマは『ロケット』です。自分なりに月と火星に注目して、それぞれ地球からロケットで行くとしたら距離はどれぐらいかなどを調べています」

今後もIBで勉強し続けていきたいと語るM・Tくん。自らの意見を交換しあえるIB教育に魅せられているのだ。現在11歳とは思えないほど、しっかりとした考えの持ち主です。

「今の僕があるのは、上海で2年間を過ごした経験があるからだと思います。自分なりにあの2年間で何かを乗り越えたというか……。どこに行っても、どの国の人に会っても平気だし、自信のようなものが身についた気がします。これからもいろいろなことを頑張って、大好きなサッカーを続けて、高校は、サッカーの強い学校に行きたいです。そして、海外でプレーできる選手になりたいと思っています」

帰国後の学校への入学方法

受験方法 帰国生入試
選考方法 英語、算数、面接
受験勉強開始期間 G4(小3)冬頃

想い出

上海で生活を始めて1年くらい経った頃の写真。

上海で生活を始めて1年くらい経った頃の写真。

「所属していた地元のサッカーチームで準優勝したので、嬉しくてトロフィーを持って記念写真を撮りました」

親への感謝

親の職業:総合商社

帰国前 帰国後
上海に行くことが決まった時はまだ小学1年生で、友達と離れたくなくて泣いて嫌がったけど、今振り返ってみると、上海はとてもいい経験をしたと思います。
海外に行く機会を与えてくれて、ありがとうと思っています。
日本の編集先を決める時、「もともと在籍していた公立小が、インターナショナルスクールか、どちらに進みたい?」と聞いてくれて、僕がすぐ「インターに行きたい」と言ったら、反対せずにすんなり行かせてくれました。