受験本番! げん担ぎの食事にする? 風邪予防は万全? 保護者の声を紹介

家庭での感染症対策、トップ5は?

いよいよ受験シーズンが本番を迎えました。受験生が勉強に追い込みをかけるなか、保護者としては、「風邪やインフルエンザにかからないように」と気を配ったり、「当日の朝食はげん担ぎでカツにしたほうがいいかしら」などあらゆるサポートをしてあげたくなるものです。では、実際のところ受験生の保護者はどのようなことをしているのでしょうか。株式会社DeltaXが運営する塾選びサービス『塾選』が、受験を経験した保護者にアンケートを実施した結果を発表しているので、その一部を紹介します。

『受験生の感染症対策』についての調査(出典:塾選ジャーナル調べ/過去3年以内に受験を経験した子どもを持つ保護者・有効回答数100名)によると、「子どもが受験生だった頃、どのような感染症対策を行ったか」という質問に対する回答のトップ5は、手洗い(89%)、マスクの着用(88%)、栄養バランスの取れた食事(69%)、睡眠時間の確保(65%)、換気(62%)でした。

手洗い・うがいは日頃から習慣にしたい感染症対策であり、トップ5の回答いずれも簡単にできる内容なので、日頃から家族全員で無理のない対策を続けることが大切だといえます。

アンケートでは、保護者から次のような声が挙がっていました。基本的な対策に加えて、ひと工夫した対策を取り入れている人も多いようです。

「受験直前は、無理なく続けられる習慣を積み重ねることが大切だと感じました。外出後の手洗い・うがいや、混雑する場所ではマスクをつけるなど、家族全員で同じ基準を共有しておくと負担が少なく続けやすいです。また、部屋の加湿やこまめな換気など、普段の生活に組み込める環境づくりも効果的です。子どもが緊張しすぎないよう、必要以上に神経質にならず、自然に続けられる対策について、家族で話し合っておくことを伝えたいです。」(支える母さん 兵庫県 高校2年男子 保護者)

「家に帰ってきたら手洗いうがいをした後すぐにお風呂に入って清潔にするようにしました。」 (ハルミさん 福井県 高校1年男子 保護者)

「食卓では取り箸を使って共用の皿に直接触れない、タオルやコップは個人用を分けるというルールにしていました。」 (ハルミさん 福井県 高校1年男子 保護者)

「空気清浄機と加湿器は常に使用し湿度計も使ってチェックしていました。」 (mimiさん 徳島県 大学1年男子 保護者)

「電車やバスのつり革を持つときやエレベーターのボタンなどを押すときは指を使わずティッシュや紙で触ります。」 (良好元気さん 京都府 高校3年女子 保護者)

受験当日に持たせたいのは安心感?

「受験の当日に子どもに持たせたものは何か」という質問に対しては、予備のマスク、飲み物、カイロなどのほか、除菌ウェットティッシュ、のど飴などの意見も多くありました。

持って行ったけれど使わなかった、ということも多いかもしれませんが、持っていることが安心感につながりそうです。

※この調査結果の詳細は「塾選ジャーナル」で公開されています。記事はこちら

受験当日の朝ごはんは?

当日の朝はどんな朝食を用意したらよいのかも、保護者の悩みどころです。『受験当日の親のサポート』についての調査結果を見てみましょう(出典:塾選ジャーナル調べ/過去5年以内に大学受験を経験した子どもを持つ保護者・有効回答数100名)。こちらは大学受験に限定した調査ですが、高校受験や中学受験を控えた子どもを持つ保護者の参考になるでしょう。

「子どもの受験当日の朝ごはんは何にしたか」という質問に対しては、「お味噌汁やご飯などの和食」が66%と全体の約3分の2を占めました。次いで「パンなどの洋食」が25%で、ゼリー飲料やシリアルなどの軽食にした人はわずかでした。

なぜ和食が圧倒的に人気なのでしょうか。保護者のコメントには、特別な食事ではなくいつも通りの食事が安心感につながることなど和食の利点が挙げられています。

「いつも通りのごはんにした。焼き魚とお味噌汁と白米にして、受験だからといって変わったメニューしてプレッシャーを与えないようにした。」(ににさん 広島県 大学2年女子 保護者)

「腹痛や、消化不良を起こさせないように、いつも食べているもの、消化がよいということに注意しました。」(meriさん 千葉県 大学2年女子 保護者)

「消化が良く、血糖値が緩やかに上がるように温かい和食にしました。また、普段から食べ慣れているメニューにすることで、お腹の調子が悪くならないように配慮しました。」(はるさん 東京都 大学1年男子 保護者)

こうした声から、多くの家庭が「特別な食事」よりも、子どもがいつも通りの力を発揮できるコンディションづくりを最優先して朝食の献立を考えていることがわかります。

受験当日が近づくと、受験生は緊張して食欲がなくなったり眠れなくなったりすることもあります。そんな我が子に対して、多くの保護者は心配しつつも、いつも通りの生活を心がけて、見守ることを大切にしていることがわかりました。

これから受験を迎えるご家庭も、特別なことをしようと気負わず、普段どおりの生活リズムと安心感を大切にしてみてください。子どもが安心して本番に臨むには、保護者が落ち着いて“いつも通り”でいることが何よりの支えになるでしょう。

※この調査結果の詳細は「塾選ジャーナル」で公開されています。記事はこちら