Press "Enter" to skip to content

難関大学を目指す子の家庭はキャリアについて話し合う割合が高い

昨日は、株式会社モチベーションアカデミアが行った「大学受験に関するアンケート」の中から、家庭におけるキャリア設計についての話し合いに関する部分に着目し、親子で将来の夢や進路について話し合えていない家庭が約25%ある現状を見た。

本日は、その結果を子どもが志望する大学のレベル別に集計したグラフを見てみよう。

【アンケート調査概要】

アンケートテーマ 「大学受験勉強に関するアンケート」
調査期間 2021年9月17日(金)~21日(火)
調査方法 インターネット調査
回答者数 大学受験を目指す中学生・高校生の子どもを持つ保護者300名

家庭でのキャリア教育が子を「高い目標」へ導く!?

子どもが志望している大学のレベルについて質問し、志望校レベル別に子どもと将来の夢や進路について話し合いをしている割合を集計した結果、難易度の高い志望校を目指している中学生・高校生の方が、親子で将来の夢や進路について話し合っている割合が高い傾向にあった。

難関大を目指す子どもの保護者は、普段の生活の中で自然と「キャリア教育」を実践しており、それがあるからこそ子どもが高い目標を目指すのではないかと思われる。

キャリア教育

家庭でのキャリア教育がより良い将来を築く

株式会社モチベーションアカデミアの調査担当者は調査結果を総括して次のように語る。

「総合型選抜(旧AO入試)や学校推薦型選抜の広がりもあり、中高生にとっても自分の将来を描くことが重要になりつつあります。しっかりと自分の『キャリア』について考えることで、大学受験における志望校などの進路選択を有意義に行えるだけでなく、社会に出てからもより良い将来を築いていくことにつながります。家庭においてキャリアについての話し合いをもつことは非常に重要と言えるでしょう」

(取材・文/大友康子)