「今、なぜ帰国生・IB生・インター生が日本の医学部を目指すべきなのか!?」

医学部を含む日本の大学は、海外帰国生・国際バカロレア生やインターナショナルスクール生だけでなく、SAT受験生やイギリスの「Aレベル(A-Level)」取得者にとってもかつてないチャンスが来ていると思います。

理由として考えられるポイントを上げると

2010年以降、日本の医学部は、「世界医学教育連盟(WFME)」からの通告や、 国際化の影響を受けて、座学中心から臨床実習を重視する国際水準に合わせる方向での 方針転換を余儀なくされてきている。
世界的なインフレによる海外の大学学費高騰化の流れの中で、 日本の大学学費の相対的な安さと円安効果も重なり、 日本で学ぶメリットが大きくなっている。
文部科学省の方針により、日本の大学の国際化への要請や、 総合型選抜試験における帰国生・IB生入試の制度の充実と その受け入れ態勢が年々強化されている。
帰国生・IB生選抜の各大学の医学部の定員はほとんどが「若干名」と一見少なく見えるが、 実際に受験する生徒は少数なので、倍率も低く、その結果書類審査も通過しやすく、 医学部一般入試と比べるとはるかに「人物重視」で合格できる。

一会塾は、2019年「国際医療福祉大学 医学部 帰国生特別選抜試験」において、初めての合格者を出しました。米国高校に通う普通の高校生Nさんでした。高2からオンラインで授業を受けて、米国高校卒業後は一会塾に通いました。6月に卒業して通塾後、わずか半年で入試という過酷なスケジュールをこなし、日本の数学や理科の知識はほぼゼロの状態から主要4教科(英語、数学、理科2科目)の入試(英語で出題)を突破しての合格でした。

国際医療福祉大学とは安倍晋三元総理による「国家戦略特区」構想のもとに2017年に新しく誕生した医学部です。米国の医学部の基準とされる臨床実習90週のカリキュラムを早々に実現させた(日本の医学部の平均は50週、現在は80週となっている)数少ない医学部で、大学1年2年時は英語で授業を行うユニークな医学部です。

一会塾では、2019年のNさんの合格以降、毎年、海外の高校を卒業してから日本の医学部を受ける生徒や、海外にいながら日本の医学部を受ける生徒さん、内外のインターナショナルスクールの生徒さん、再受験で日本の医学部を受ける方など、日本の普通の予備校では難しいと思われる「専門指導」を行ってきました。

一会塾オリジナルイベント ~医学部2次面接対策『身だしなみ講座』~の様子(2025年夏期に実施)

毎年毎年、国内外からのお問合せや相談も増え、日本全国30都道府県、世界28都市から一会塾の授業をオンラインまたは対面(ホテルや寮生活を含む)で受けていただいています。また医学部では、おそらく日本一の合格率を誇っていると自負しております。

2026年4月入学者(2026年1月11日現在 判明分)
最終合格 合計10名
  • 慶應義塾大学 医学部 帰国生・留学生対象入学試験(定員若干名) 正規合格1名
  • 筑波大学 医学群 海外教育プログラム特別入試(定員2名) 正規合格1名
  • 岡山大学 医学部 国際バカロレア選抜〔8月募集〕(定員3名) 正規合格2名
  • 国際医療福祉大学 医学部 帰国生特別選抜第2回(定員若干名) 正規合格2名
  • 国際医療福祉大学 医学部 留学生特別選抜第2回(定員20名) 正規合格1名
  • 順天堂大学 医学部 帰国生選抜(定員2名) 正規合格1名
  • 獨協医科大学 医学部 総合型選抜(定員3名) 正規合格1名
  • 愛知医科大学 医学部 国際バカロレア入試(定員若干名) 正規合格1名

そして、この春2026年3月に「EBISUグローバル子女コース」を開講させます。

このコースでは、一会塾の専門スタッフによる進路指導、帰国生IB生指導に熟達した講師陣、知識豊富な専門医大生、オリジナルテキストを駆使して世界に住む受験生や国内外に住む受験生を対象にオンライン指導を駆使して指導を行う予定です。

一会塾では『帰国生・IB生・インター生が日本の医学部受験で成功するためには』というオンラインセミナーを開催予定です。合格への一番の近道は体験者に聞くことです。日本の医学部受験に興味をお持ちの方はぜひご参加ください。

帰国生・IB生・インター生へおススメの医学部6選

医学部医学科出願時期学科試験の時期試験科目(書類以外)
慶應義塾大学7月9月下旬総合問題(数学全範囲)模擬講義 面接
国際医療福祉大学8月9月と11月1次:英数理科2科目+小論文、2次:面接
順天堂大学9月初旬10月中旬英作文・小論文
筑波大学6月/9月の2回7月/10月7月個人面接(30分)
10月小論文(英数&理科2科目)
適性試験2種(筆記/面接と口述試験)
岡山大学7月末/9月末8月中旬/12月初旬面接(直前に資料配布される)
福島県立医科大学9月中旬10月中旬総合問題Ⅰ(400点):英語・数学は必須。理科は「物理」「化学」「生物」から一つ選択
総合問題Ⅱ(200点):国語(記述式)※図やグラフを読み取る問題も。面接(60点)

2026年1月11日現在の情報です。最新情報は要項でお確かめください。

1 慶應義塾大学 医学部・・・1年次は日吉キャンパス(神奈川県横浜市)、2年~6年次は信濃町キャンパス(東京都新宿区)


一会塾の専門スタッフからのアドバイス

東京大学理科三類や東京科学大学医学部と並ぶ名実ともに日本でトップの医学部です。 出願の際は、「過去に同じ帰国生対象入学試験に出願したことがある者は、 次年度以降の出願ができない(1回限り)」という条件があるので注意が必要です。 このためどのタイミングで受験するかということを数年前から計画を立てておく必要があります。 (実力がない年度で受験するとチャンスは1回なので二度と受験できません)

また、問われている数学力も慶應の一般入試の医学部のレベルとほぼ同等であり、 早い段階(可能であれば中2~中3くらいからの)入念な準備が必要です。

詳細はこちら

◆IB基準など

IBスコアの「最低スコア基準」は明記されていませんが、 成績の提出が求められています。

また、入学選考の評価材料の1つとして使用されるのではないかと推測されます。

◆受験科目

①総合問題

数学の基礎知識を応用した総合問題からの出題です。

数学ⅠAⅡBⅢCが範囲になりますので、一般入試のレベルとそれほど変わらない。

②模擬講義

医学に関わる講義を行い、その内容について理解力、質問力、 ディスカッション能力などを考査します。

あるトピックに対して資料が配布されます。 それに対しての講義と問いがあり、質問に答えていきます。

最後に筆記のテストがあります。

③面接

面接官を変えて連続して4回も面接が行われます。 2025年度は、模擬講義について、数学の問題について、 海外生活などについてが聞かれました。 また英語での質疑応答もありました。

2 国際医療福祉大学 医学部・・・・千葉県成田市


一会塾の専門スタッフからのアドバイス

海外生・IB生・インターに人気の私立大学です。 日本の私大医学部の中では学費がもっとも安い。 また日本で唯一、英語のみの授業が行われています (大学1年と2年の間が英語、3年からは日本の医師国家試験に備えて 日本語での授業に変わります)。

受験科目は主要4教科を英語で出題される点も他に類を見ません。 数学と理科の出題範囲が「日本留学試験(EJU)と同じ」となっているため、 確認して漏れのないように勉強しましょう。 また試験問題は英語で出題されます。 普段日本語で勉強している場合は、用語のチェックなど忘れずにしておきましょう。

詳細はこちら

◆IB基準など

IBによって受験資格を得る場合は、以下の条件が課されます。

・国際バカロレア試験の総合成績(合計点)において 32点以上を収めていること。

・物理、化学、生物から2科目及び数学の計3科目を履修していること。 3科目のうち2科目はHLで成績評価が5以上、 残り1科目はHLで成績評価が5以上または SLで成績評価7を収めていること。

3 順天堂大学 医学部・・・・1年次はさくらキャンパス(千葉県印西市)で寮生活をし、二年次以降は本郷キャンパス(東京都千代田区)で学びます。


一会塾の専門スタッフからのアドバイス

海外生・IB生・インターに人気の大学です。 日本の私大医学部の中では学費が低いことでも有名です。 IBの合計最低点はありませんが、なるべく40点以上を取り、二次試験免除を目指しましょう。

そのため、まずはIB最終試験の対策をしっかりと行うことをおすすめします。 例えば、言語科目は、paper 1(絵や写真のもの)の過去問を繰り返し解き、分析力や文章力を鍛えましょう。 順天堂の小論文はpaper 1に非常に似ているため、練習を行うことで小論文対策にもつながります。 また、理科のpaper 2に関しては記述問題のため、記述の仕方をしっかり身に着け、ポイントを押さえるよう意識すると良いです。 さらに、CAS、EE、TOKの3つのコア科目で最大3点を取ることができるため、これらも気を抜かず、きちんと取り組み、少なくとも2点は取れるよう努力しましょう。

IB最終試験が終了したら、小論文や面接の対策を行うことをおすすめします。 小論文はpaper 1に似ているとはいえ、問題の傾向が異なるため、練習を繰り返し問題形式に慣れましょう。 面接に関しては、想定される質問に対する答えを用意したり、先生と練習を行ったりして、自信をつけることが大切です。

詳細はこちら

◆IB基準など

IBの合計最低点(足きり)はなく、数学および理科のSL/HLの条件もありません。 ただし、理科のうち物理、化学、生物から1科目履修する必要があります。

また、IBの最終試験が40点以上であり、物理、化学、生物から2科目を履修し(そのうち1科目をHLで履修)、 数学(AA/AI)を履修していれば二次試験は免除となります。 二次試験が免除でない場合、日本留学試験もしくは大学入学共通テストの受験が必要です。

◆受験科目

①小論文

写真が与えられ、それを分析しながら考察を行う、思考力や想像力が問われる試験です。 特に、写真内の人物について考察を行うことがよく求められます。 これは順天堂特有です。

例えば、2024年度の小論文は、 「この写真はナッサルバール難民キャンプでアフガニスタンの少年を撮影したものである。 この少年にとって学ぶことはどのような意味があるか、この少年の言葉にして600字以内で書きなさい。」 という問題でした。 2025年度の問は、 「この写真は、波打ち際で遊ぶ子供たちを撮影したものである。 この写真の子供は、10年後、どうなっていると思うか、600字以内で書きなさい。」 というものでした。 小論文では、分析内容を踏まえつつ文章構成を意識して物語を言語化できるかが試されます。

②英作文

与えられた問に対して、A4 1ページほどで回答します。 一会塾で合格した先輩方の話によると、面接では英作文の内容について質問されないとの報告もあり、 英作文はあくまでも英語力を試すための試験です。

4 筑波大学 医学群 ・・・茨城県つくば市天王台1-1-1


4-1 国際バカロレア特別入試


一会塾の専門スタッフからのアドバイス

筑波大は「国際性の日常化」を掲げ、毎年、世界中から優秀な学生を受け入れています。 合格するためには、高校のプログラムで優秀な成績を修められるように日ごろから学習に取り組みましょう。 また、7月募集と10月募集で試験形式が異なるため、どちらの実施月で受験準備をするか判断することが大切です。 課題活動やボランティアなども含め、IBDPを通じて何を学び、何を得たかを自分の言葉で説明できるようにしましょう。 どのような活動なのかがわかるように可能な限り資料を残すようにしてください。

一次選考の際に提出するエントリーシートにあたる【志望理由】、【課題論文】、【活動内容】などは、念入りに準備が必要です。 特に、日本語要約の提出もあるので、資料の読み手側に伝わるような要素を入れ、日本語表現を意識して面接・口述試験対策を行いましょう。 論文に関しては、何を質問されてもいいように二次試験の直前は十分に読み込むことをお勧めします。

詳細はこちら

◆IB基準などの資格要件

スコアとしては、38~40点以上が望ましい。

◆試験科目

一次選考(書類審査)
二次選考(面接・口述試験)

【7月】個人面接で30分程度。延長の可能性あり。 提出書類に基づいた総合評価。

【10月】小論文(英語、数学、理科2科目)、適性試験(筆記試験、面接前に実施)、適性試験(面接・口述試験)、個人面接で10~30分程度。受験生1名に対して面接官が複数名。

◆CASの概要レポート

裏付け資料を含め10枚以内。英語以外の言語資料には日本語訳を添付。

4-2 筑波大学 医学群 海外教育プログラム特別入試


一会塾の専門スタッフからのアドバイス

筑波大は「国際性の日常化」を掲げ、毎年、世界中から優秀な学生を受け入れています。 合格するためには、高校のプログラムで優秀な成績を修められるよう日ごろから学習に取り組みましょう。 課題活動やボランティアなどは、どのような活動なのかがわかるように可能な限り資料を残すようにしてください。 一次選考で提出するエントリーシートにあたる【志望理由】、【課題論文】、【活動内容】などは念入りに準備しましょう。 特に、日本語要約の提出もあるので、資料の読み手に伝わる要素や日本語表現を意識して面接・口述試験対策を行いましょう。 論文に関しては、何を質問されてもよいように二次試験の直前には十分に読み込むことをおすすめします。

詳細はこちら

◆受験要件

4つの条件をすべて満たす必要があります。

①海外就学期間

12年の学校教育課程のうち、外国所在校において高校相当期間を含む2年以上継続在学。 ※文部科学大臣認定の在外教育施設での在学期間は対象外

②海外教育プログラム資格(いずれか一つ)

以下の資格保有者で、数学および理科2科目を履修・受験し、取得後3年以内の証明書提出が必要:

  • アビトゥア(ドイツ)※各州で認められる大学入学資格
  • バカロレア(フランス): 普通バカロレア資格
  • GCE Aレベル(英国)※数学・物理・化学・生物のうち3科目がAレベル合格、残り1科目はASレベルまたはGCSE合格(国際Aレベルも同等扱い)
  • AP・SAT(米国)※College Board主催のAPおよびSAT受験者で12年課程修了(見込み)者。SATの代わりにACTまたは英語資格試験も可

③日本語能力(以下のいずれか)

  • 日本語を母語とする者
  • 海外教育プログラム内で日本語を履修・受験し成績提出可能
  • 日本留学試験「日本語」で平均点以上取得

④英語能力

  • 海外教育プログラム内で英語を履修・受験し成績提出可能
  • TOEFLなど英語資格試験の成績証明書提出可能

◆試験科目

一次選考(書類審査)
二次選考(面接・口述試験)
個人面接で30分程度。延長の可能性あり。
提出書類に基づいた総合評価
日本語非母語者は日本語能力も評価されます。

5 岡山大学 医学部 ・・・岡山県岡山市北区鹿田町2-5-1


一会塾の専門スタッフからのアドバイス

IB枠合格に最も力を入れている国公立大学の1つです。学科試験を伴わない入試なので「自己推薦書」や「志望理由」で選考されます。 大学入学後や卒業後のイメージなどをなるべく具体的に考えたうえで入試に臨むことが重要です。 また、面接試験の直前に配布される資料には、グラフや表などのデータも含まれることがあり、それらが示唆する社会的問題の解決策が面接で問われることもあります。 対策としては、医療にかかわらず社会的問題に普段から目を向け、その問題の本質はどこにあるのか、解決するにはどうしたらよいのか、など、関心を持つことの積み重ねが重要です。

詳細はこちら

◆IB基準など

「物理」「化学」「生物」から2科目、および数学
(うち1科目はHL、成績評価4以上。他の2科目はSL成績評価5以上、またはHL成績評価3以上かつ全体スコア39点以上)

◆受験科目

書類審査+面接試験

・面接試験の特徴

面接直前に資料が渡され、それに関する質問と志望理由に関する質問が多いです。 一方で知識を問われる質問は少ない傾向があります。 書類で表現できない、医師になる覚悟や受験者の価値観を問う設問が多く、「人間性」や「医師としての適性」を見極める意図が強い入試です。

6 福島県立医科大学 医学部 ・・・福島県福島市光が丘1番地


一会塾の専門スタッフからのアドバイス

定員は若干名ですが、毎年、着実に海外経験者を採用する熱意があり、同じ入試を突破した先輩とのつながりも強いです。 関東からも比較的アクセスが良いのも人気の理由です。 学科重視の入試なので、大学のHPに掲載している過去問を早めにチェックして現時点でどれくらい解けるかを確認しましょう。 総合問題Ⅰの数学・理科は日本語で出題されますので、問題文の用語で不明点があれば調べるようにして早く理解できるかどうかが勝負の分かれ道です。 総合問題Ⅱも日本語による読解の試験です。日頃から新聞などを読み、活字になれる訓練をするようにしてください。

詳細はこちら

◆IB基準など

IBの合計最低点(足きり)はありません。

◆受験科目

総合問題Ⅰ(400点):英語・数学は必須。理科は「物理」「化学」「生物」から1科目選択

総合問題Ⅱ(200点):国語(記述式) ※図やグラフを読み取る問題も出題されます

面接(60点):約30分の先生3人、受験生1人の面接試験です。 オーソドックスな質問の他に帰国生ならではの海外経験について聞かれることが多いです。 地方国立らしく、福島県で暮らしていけるかどうかも合否の判断材料として含まれます。