海外大学進学体験記1|University of Minnesota Twin Cities 1年生 Sさん

頼れる相手に遠慮なく 頼ることで、道は開けた
イギリスで育ち、英語が得意ということで、海外大学に行くなら英語圏へと考えていたSさん。そこからアメリカの大学にしぼったのは、在学中に学部を変更できるシステムが自身に合うと感じたからだという。
「やりたいことや夢がはっきりした時点で、学部を変更できたらと思いました。University of Minnesota Twin Citiesに決めた理由は多様性を尊重するインクルージョンな大学であること、キャンパスの立地のよさと周囲の自然の豊かさ、給付型奨学金を4年間受け取れることの3点。多民族国家であるイギリスで暮らした子ども時代同様、さまざまな国の人たちの文化や価値観に触れたいと考えました」(Sさん)。
ご両親も、そんなSさんを早くから応援してくれたそう。
「日本を飛び出して、常識や前提にとらわれずに経験を重ね、視野を広げておいでと背中を押してくれました。そうして決意が固まった頃、海外大学進学準備校のPCDグローバルキャンパス・ジャパンに相談。同校の推薦で加入した教育コンサル会社のInGenius Prepに、海外大学のリサーチ、100回以上にものぼるエッセイの添削、課外活動リストの添削などをしてもらいました。この手厚いサポートのおかげで、今の大学への進学が叶いました」(Sさん)。
奮闘していた当時を振り返ってSさんが感じるのは、準備は早め早めがいいということ。
「課外活動は積み重ねていくものですし、出願書類は大学により異なり用意が大変。できることは早めに、が大事だなと思います。また、エッセイなどで助けが必要なときは、先生や専門家に遠慮なく頼るのがおすすめ。私の大学生活はというと、想像以上に楽しいです。子ども時代を思い出すような気楽さと、新しい学びから得る刺激の両方があります」(Sさん)。
海外の大学までの道のり
高1-4月 保護者に相談しつつ、海外大学を目指すことを決定。
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高1-8月 決定後すぐに候補の大学を調べ始め、IELTS™を受験。
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高2-3月 DDP※を修了。5月にSAT®を受験。
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高3-12月 ミネソタ大学ツインシティー校を受けようという気持ちが固まった。
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高3-1月 出願と奨学金申請をし、3月に合格、奨学金受給決定。
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卒業後-8月 アメリカへ渡航。
※DDP…USデュアルディプロマプログラム
プロフィール
Sさん
小1から小6までイギリス・シュロップシャー州の現地校に通い、帰国後は私立中高一貫校である、かえつ有明中・高等学校へ。現在はアメリカの州立大学、University of Minnesota Twin Cities(ミネソタ大学ツインシティー校)でGlobal Studies(国際学)を専攻している。