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マヨネーズを活用した食育活動で子どもたちを笑顔に(前編)

さまざまな食育活動を展開

子どもの健やかな成長に欠かせない「食」。マヨネーズで知られるキユーピー株式会社(以下、キユーピー)が子ども向けにさまざまな食育活動を行っているので、その一部を紹介しよう。※トップ画像は「ピーマンチャレンジ!」の様子。

なお、キユーピーの昨年度の活動報告によると、食育活動の総参加者数は46.3万人にのぼった。「2030年までに、グループの食育活動などで接する子どもの笑顔の数を100万人以上にする(2019年からの累計)」ことを目標として掲げているなか、2024年度の目標「40万人以上」を達成したという。

「ピーマンチャレンジ!」で苦手を克服

子どもたちに苦手な野菜を聞くと必ずといっていいほど挙がるのが、ピーマン。そんなピーマンを子どもたちに笑顔でおいしく食べてもらうための幼児向けイベント「ピーマンチャレンジ!」をマヨテラス(見学施設)で開催した。

ピーマンが苦手な理由は独特の苦みだが、ピーマンとマヨネーズを一緒に食べると、マヨネーズの中の卵黄がピーマンの苦みを抑えて食べやすくなるというキユーピーの研究成果をもとに、イベントではマヨネーズでピーマンをソテーし、オープンオムレツを作った。

2024年7月のイベントには、4~5歳の子ども11名が参加。自分で卵を割り、フライパンにマヨネーズを入れ、マヨネーズがフツフツしてきたらピーマンも入れて炒め、ソーセージも加え、最後に溶きほぐした卵を全体に入れて、4~5回木べらでかきまぜたら蓋をして3分間待ち、完成。子どもたちは、「おいしい!」、「ピーマンの味(苦み)がしない!」と喜んで食べてくれたという。

栄養たっぷりで彩りも良いピーマンをおいしく食べる秘策として、取り入れてみてはいかがだろうか。

明日掲載の(後編)に続く。