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子どもの英会話スクール、その効果は?(前編)

じゅけラボOnlineインターナショナルスクールJOIは、子どもが英会話スクールや英語塾に通っている、または通っていたことがある埼玉県の男女330人に、英会話スクールや英語塾の効果に関するアンケート調査を実施した。

英語のスキル向上において、明確な効果を実感していない人が3~4割

Q1で「英会話スクール、英語塾に通った結果、お子さまの英語力はどうなりましたか?」と質問したところ、埼玉県では英会話スクールや塾に通って英語のスキル向上を明確に感じられなかったと感じている人が一定数いることがわかった。

具体的には、英語を話す、書く、読む、聞き取る、の各スキルにおいて、「伸びた」と感じる人は約15%~22%であり、一方で「あまり伸びなかった」や「まったく伸びなかった」と回答した人が合わせて約12%〜17%となった。

特に、「英語を話す力」と「英語を書く力」においては「あまり伸びなかった」と「まったく伸びなかった」の合計がそれぞれ16.9%、16.4%となった。

また、各スキルに関して「どちらでもない」と答えた人も含めると、28%~38%となっており、明確な効果を実感していない人が一定数存在することが伺える。

学校や塾の英語の授業に効果を感じていない人は約30~50%

Q2で「学校や塾の英語の授業のイメージを教えてください。」と質問したところ、各項目において、「とてもそう思う」の割合は16%以下で、「英語を話す力が伸びる(ネイティブな発音で話せる)」という項目ではわずか8.8%だった。

また、「英語を書く力が伸びる」「個々のレベルに合わせた英語対策ができる」と感じる人も限られており、「とてもそう思う」がそれぞれ9.4%、10.3%に留まっている。

これらの結果は、英語の実践的な力をつけることや生徒一人一人に合わせた指導において課題がある可能性を示唆しているとも言えるだろう。

さらに、「どちらでもない」「あまりそう思わない」「まったくそう思わない」と回答した人の割合は各項目で約30~50%となっており、明確な効果を実感できていない人も一定数いることが確認できる。

明日も引き続き、この調査結果の続きを見ていこう。

(取材・文/小野眞由子)