従業員向け福利厚生を内定者にも展開
福利厚生アウトソーシングサービスのトップカンパニーである株式会社リロクラブ(東京都新宿区)が運営する「福利厚生倶楽部」は、入会企業の内定者に向けた「内定者福利厚生倶楽部」を2010年から展開。本年は、内定式よりも前の8月からの利用を開始した。
「福利厚生倶楽部」は会員企業の従業員が、国内外の宿泊・パッケージツアー、航空券など旅行関連サービスや、映画・カラオケ・テーマパーク・スポーツ観戦などの各種レジャー、身近な飲食店のランチから有名ホテルのレストランなどの飲食サービス、スポーツクラブや家事代行、車関連、給油など暮らしのサービス、資格取得や外国語の習得など自己啓発のサポートをお得に利用できるというもの。
入社前から福利厚生を実体験
「内定者福利厚生倶楽部」は、内定者も従業員とまったく同じようにそれらのサービスを享受することができ、入社前から“福利厚生”を実体験することができるという。
入社前の準備として自己啓発に励んだり、スーツ購入、引越しや家電購入、思い出づくりに欠かせない家族旅行や卒業旅行などをお得に利用できるとは、会員企業の内定者たちはなかなか羨ましい。しかし、このサービスの肝はそんなお得な福利厚生サービスの利用ではなく、別のところにあるという。明日はその点を見てみよう。
(取材・文/大友康子)