家庭でのキャリア教育、中高生の保護者4人に1人は行わず

学習塾が家庭におけるキャリア教育の割合を調査

学習塾「モチベーションアカデミア」を運営する株式会社モチベーションアカデミア（東京都中央区）は、大学受験を目指す中学生・高校生の子どもを持つ保護者300名を対象に、「大学受験に関するアンケート」を実施。

本日はその中から、家庭における子どものキャリアについての話し合いに関する結果を見ていこう。

【アンケート調査概要】

親子でキャリアについて話し合っていない家庭が約25％

大学受験を目指す中学生・高校生の保護者に、子どもと将来の夢や進路について話し合いをしているか調査を実施したところ、25%の親が「あまり話し合っていない」「まったく話し合っていない」と回答した。

中学生や高校生の保護者の多くは、自分の子どもが将来なりたい職業に就き、夢を実現させて幸せになってほしいと考えていると思われる。「よく話し合っている」「ときどき話し合っている」家庭は、それを後押しするために話し合いを持っているのだろう。その一方で、「話し合っていない」という家庭も一定数いる結果だった。

　モチベーションアカデミアは、この質問の結果を志望する大学のレベル別にも集計したという。明日は、その集計を見てみよう。

(取材・文／大友康子)