帰国体験記 先輩からのメッセージ

Vol.83
Vol.83

近い将来、カナダの大学で幼児教育を学びたい

R・Yさん(16歳)
ニューインターナショナルスクールオブジャパン
11年生(高2相当)

滞在期間&滞在場所
【アメリカ(NY州)】
5(G-K/5月)〜7歳(G1/7月)、現地園・校 →
【日本】
7(小2/7月)〜9歳(小4/8月)、公立小 →
【アメリカ(HI州)】
9(G5/9月)〜15歳(G9/6月)、現地校 →
【日本】
15歳(中3/7月)〜 公立中 → (高1/8月) 〜 インターナショナルスクール

ハワイから急な帰国で教科書が読めずに苦労

 東京で育ったR・Yさんは、5歳の頃、父親の仕事の関係でアメリカのニューヨークに渡った。現地の幼稚園と小学校に計2年程通い、帰国。小学校2年生から3年生の途中までを千葉県の鴨川市で過ごした。

「のどかな海辺で、田んぼもあって、人々もとても優しくて、今でも大好きな場所です」

 しかし、母親がハワイ島で学びたいことができたため、ヒロに移住することに。

 「ハワイ島も鴨川のように優しい人々が多く、大好きになりました。現地校に通い、マーチングバンド部に入ってフルートを吹きながら街を練り歩いたり、楽しい生活でした」

 6年弱をハワイ島で過ごしたのち、急に日本に戻る話がまとまり、1カ月後には帰国することに。

「友だちもたくさんいたので、離れたくなかったです。とはいえ、私はまだ年齢的に親と一緒に引っ越すしかなかったので、帰国しました。ハワイの友だちとは今でもSNSなどで連絡を取りあっています」

 中学3年生の夏休み直前に、東京の公立中学校へ編入したR・Yさん。

「ハワイの現地校や家で少しは日本語を学んでいたものの、帰国するとは思っていなかったので、漢字や難しい言葉はほとんどわかりませんでした。だから、日本の中学校に入っても教科書が読めず、授業中はただ椅子に座っているだけ。山のように出される宿題も親に手伝ってもらっていました。そんなとき、母が今のインターナショナルスクールを探してきてくれたのです」

 

インターへの編入で学びやすい環境に

 結局、公立中学校には2週間だけ通い、文部科学省お墨付きの国際認証団体『CIS』から認可を受けた『ニューインターナショナルスクール』に編入した。

 この学校は少人数制で、1歳年上の兄が同じクラスにいます。それが初めはすごく不思議でしたが、すぐに馴染めました。自分の興味あることを授業に昇華させて単位として認めてくれたり、クラブ活動が多彩だったり、いろいろな体験ができて楽しいです。今はバンド部に所属してフルートやサックスを演奏しています。卒業後は、インターンシップの機会が豊富だと聞くカナダの大学に行って、幼児教育を学びたいです」

 5人兄弟の上から2番目のR・Yさんは、日頃から幼い妹たちの面倒を見る機会が多く、それが将来の夢へとつながったようだ。

 「引っ越しが多く、言語で苦労したこともありましたが、そのおかげでいろいろな文化に触れることができましたし、日本語と英語の二か国語を話せるようになりました。今は、カナダ留学を目指して、学校と自宅で勉強を続けています」

 
R・Yさん