帰国体験記 先輩からのメッセージ

Vol.78
Vol.78

期限がある暮らしの中で帰国後をイメージして生活

S・Tさん(22 歳)
一橋大学 社会学部 3年

滞在期間&滞在場所
【アメリカ(IL州)】
17(G12/8月)〜18歳 (G12/12月):
現地校→
【タイ(バンコク)】
19(G12/1月)〜19歳 (G12/6月):インターナショナルスクール→
【日本】
19歳(4月)〜:国立大

大学の夜学にも通うなど滞在中に学力を維持向上

 名古屋の進学校に通っていたS・Tさんは、高2のときに父親のアメリカ赴任が決定した。

「当時すでに受験したい日本の大学があって、バスケ部の活動も頑張っていたので日本に残ろうかと迷いました。ですが、せっかくの 機会なので渡米することにしました」

 当初から、海外で過ごすのは2年間だと知っていた。期限付きだったからこそ、綿密な計画のもとで暮らしたという。

「“帰国生”として日本の大学を受けるとなると、小論文の準備も必要ですし、成績表やさまざまな統一テストのスコアを提出しなくてはいけません。そのため、現地校では英語力の向上や充実した海外経験を求めて積極的にクラブ活動を行うほか、現地の大学の夜学やサマースクールにも参加しました。あとは、TOEFL®を納得いくまで受け続けたり。帰国後の大学受験がスムーズに進むよう、スケジュールを逆算して動いていました」

 イリノイ州で1年半を過ごしたのちにタイへ移動。インターナショナルスクールに編入した。さまざまな国籍の友人との触れ合いも楽しかったという。

「この頃には、大学で何を学びたいかを真剣に考えるようになり、志望校を何校か決めていました。赴任期間が延長し、親はまだ海外で仕事があったので、僕一人だけでの帰国でした」

 

卒業後は国際的な業務で海外経験も活かしたい

 帰国後は、祖父母が住む京都府で半年間暮らし、そこから大阪の『代々木ゼミナール国際教育センター』に通学した。そして見事、一橋大学に合格した。合格の秘訣は?

「帰国生入試は、出願の要件や提出書類など志望大学の情報収集が特に大切だと思います。このほか、志望校に受かるためには 自分に何が必要なのかを知ることも大切です。そういった意味でも、帰国生入試に特化した代ゼミの国際教育センターは本当にありがたい存在でした。
私は日本での生活が長く、小論文など日本語での入試科目に対して特に不安はありませんでした。でも実際には、代ゼミで学ばなければ、難関大学への受験対策は思うように打てなかったと思います」 

 約2年間の海外で得た経験は大きかったというS・Tさん。将来の目標は、海外で仕事をすること。

「今、大学では社会学部に在籍していて、アメリカ研究系のゼミで人種や移民の問題について勉強しています。卒業後は、でき れば海外赴任があるような企業に就職したいです。 海外経験や英語力を活かして、国内外のビジネスにぜひとも携わっていきたいです」

 
S・Tさん