帰国体験記 先輩からのメッセージ

Vol.76
Vol.76

夢は警察官や刑事になること
「日本は治安がよく、サッカーしやすい」

M・Mくん(10 歳)
帝京大学小学校 5年

滞在期間&滞在場所
【チリ】誕生〜8カ月→
【アラブ首長国連邦(ドバイ)】
8カ月〜6歳(Y2/12月):インターナショナルスクール→
【ブラジル(サンパウロ)】
6(Y2/12月)〜8歳(Y4/12月):ブリティッシュスクール→
【日本】8歳(小4/1月)〜:私立小

日本での生活経験ゼロ 帰国がとても悲しかった

 生まれた時から海外で生活してきたM・Mくん。チリで生まれ、0歳8カ月でアラブ首長国連邦へ。その後、6歳でブラジルに移り住んだ。ご両親から日本への帰国を知らされたのは、8歳の頃。2年前の冬だった。

「どうやって知らされたのかは覚えていませんが、ブラジルで仲良くなった友だちと別れるのが嫌で、ものすごく悲しかったのは覚えています」

 ブラジルで通っていたブリティッシュスクールには、ブラジル国籍の児童が多数在籍。M・Mくんは現地にすっかりなじんでいた という。

「仲が良かったのは、同じ学校で同じクラスだったブラジル人の友だち。よく学校の屋上でサッカーをして遊びました。大きなプールのある友だちの家に遊びにいったときのことも思い出に残っています」

 

帰国前後の漢字学習は両親のサポートで克服

  日本への帰国が決定した約半年後に本帰国。すぐに日本の小学校をいくつか見学した。現在の『帝京大学小学校』を選んだのはM・Mくん自身だ。

「両親に『この学校が一番いい』と言いました。気に入ったのは、広い校舎と、教室の壁が少なくて隣の教室とつながっているようなところ。友だちがすぐにできそうだと思いました。帰国したのは12月でしたが、先生や両親がいろいろ助けてくれて、1月から通い始めることができました」

  学校ではすぐに友だちができ、大いに楽しんでいる。

「治安が悪く、空気も悪いブラジルではあまり外で遊ぶことができなかったけど、ここには広い校庭もあり、サッカーを思い切りできるのがうれしいです」

  日本で生活を始めて2年弱とは思えないほど、しっかりした敬語で話すM・Mくんだが、漢字は少々苦手。目下勉強中だ。

「日本語は、家で沢山使い、日本の学習塾に通ったり、通信教育で覚えました。漢字は、学校だけじゃなくて家でも、両親に読めない漢字を教えてもらっています」

  ブラジルのブリティッシュスクールで使用できたのは英語のみ。もちろん英語は得意科目の一つだ。

「授業中以外にも、学校のネイティブの先生とも英語で話しています」

  現在は英語力を維持するために、放課後に英会話スクールに通い、プライベートレッスンを受けている。

「集団で受ける授業だと、中学生や高校生と同じになってしまうので、一人で教えてもらうほうにしました」

夢は警察官や刑事になること。ブラジルで日本の刑事ドラマを観て、憧れるようになったそうだ。国際的な経験を生かし、世界を舞台に活躍する勇敢な姿が目に浮かんだ。

 
M・Mくん
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