帰国体験記 先輩からのメッセージ

Vol.66
Vol.66

模擬国連に出場するためのサークルを高校で作りたい

Y・N さん(13歳)
東京都市大学付属中学校 1年
滞在期間
7歳(G1 4月)〜12歳(G6 3月)・現地校
滞在場所
アメリカ(コネチカット州)

 

憧れの中高一貫男子校で日本の学校生活を満喫

 東京都市大学付属中学校に通うY・Nさんは、日本の中学入学時期に合わせ、 父親より一足早く、母親と弟とともにアメリカから帰国した。

「帰国する1、2年前から、日本の中学校に入って、新しい学校生活を送ってみたいと思っていたんです。父が男子校出身で、『集中して勉強できるし、学園祭とかも楽しいよ』と聞いていたので、特に中高一貫男子校に憧れていました。それで、ネイティブの先生の英語の取り出し授業や、理数科目の充実に惹かれて、この学校を選びました」 

 アメリカの現地校で、算数は2学年上の飛び級クラスを取っていたという後出さん。現在も理数系の授業を楽しめているのだろうか?

「数学は幾何と代数の2種類があって、勉強し甲斐があります。理科は生物実験が豊富で面白いのですが、日本語の用語が難しいで す。アメリカでもサイエンスはそれほど多くなかったし、そこまで難しい内容ではなかったので」

 一方、日本語の勉強はどうだろう?

「漢字が苦手で、どの科目も教科書の漢字を読むのに苦労していますが、先生方が気にかけてフォローしてくださいます。学年相応の 漢字に追いつけるように、他の科目とともに、家でも勉強しています。ですから、英語が得意ということで、『帰国生でいいな』と言われることもありますが、僕は『一般生はいいな』と思うこともあるんです」

 友だちが多くでき、学校生活はとても楽しいという。

「帰国前は僕を認めてくれるかと心配していたのですが、友だちもアメリカのことに関心を持って、日本とアメリカの文化の違いを教 え合ったり、とても楽しく過ごしています。日本語の言い回しや、マナーなども教えてくれます。人に対して丁寧で親切なところと か、日本の文化を僕はすごく好きになりました」

 

模擬国連出場を目指しサークル結成も構想中

  帰国後、すっかり日本の生活に馴染んでいる様子の後出さん。将来の目標はどのように考えているのだろうか?

「具体的な目標は決まっていませんが、海外生活で身につけた英語を使って、グローバルな規模で仕事をしてみたいと思っています。 近い将来では、高校生になったら、模擬国連大会に出場するためにサークルを作りたいです。そのためにも、幅広い知識を得たり、英語のエッセイを書く力などをどんどん伸ばしていきたいと思います」

 

Y・Nさん