教育の準備 基礎知識と海外滞在時から始める準備

vol.3

2016年中学入試結果 速報

明治維新以来といわれる規模での大学入試改革を受け、私立中学入試も大きく変動しています。
21 世紀社会で求められる力を伸ばすための学校選びと入試の傾向とは?

大学入試改革を背景に中学入試にも変革の波

今年の私立中高一貫校入試に見受けられた最も顕著な傾向は「入試の多様化」です。その背景には2020年の大学入試改革が存在しています。これまでのように知識量ではなく、思考のプロセスやそれを表現する力を問う入試が主流となるため、各校はそれに対応できる生徒を迎え入れるべく、帰国生入試の増加に加え、英語入試、思考力入試、スポーツ・芸術、英会話などへの取り組みを評価する習い事入試など、多彩な入試法を打ち出しました。
また、こうしたさまざまな入試を行う学校が期待するのが、「教育環境の多様化」です。帰国生入試においては、帰国生を受け入れることによって生徒同士が認め合い、協同して学び合う環境の実現を目指しています。多様な背景をもつ子たちが同じ環境で学ぶことに意義を見出しているのです。

21世紀型教育実践校が人気沸騰

昨年に続き、今年も人気を博したのが、「21世紀型教育」の実践校です。「21世紀型教育」とは、たとえば思考力や表現力、PISA(生きるための知識と技能)型の学力をのばすため、アクティブラーニングと呼ばれる能動的な授業を展開することです。また、今後IB(国際バカロレア)プログラムを導入してインターコースを設置し、インターナショナルスクールの3から4分の1の学費でインター教育が受けられる学校などもその1つとなります。
海外で能動的な学習スタイルを身につけてきた帰国生にとって、望ましい時代になったといえるでしょう。

 

お話を伺った方

首都圏模試センター教務情報部長 北一成氏

1985年蠧能研入社。広報部出版課長、入試情報センター副所長、みくに出版『進学レーダー』編集局長、本部Web情報室長、NTS教育研究所上席研究員、研究開発本部ADを歴任。2013年に日本Web出版を設立。同時に日本Web学校情報センター、JWSIC教育研究所を開設。2013年から現職。

 
 
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